シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

シーシャ・水タバコについてのブログ。フレーバーのレビュー 500種類以上、ボウルのレビュー、ボウルごとの作り方や炭の調節、テクニックなど。

Al Fakher / Lemon(酸味のようなテイストが強く、ガッシリしたレモンの香り)

time 2016/01/22

Al Fakher / Lemon(酸味のようなテイストが強く、ガッシリしたレモンの香り)

香りについて

ビターさは控えめだが、酸味のようなテイストが強く、ガッシリしたレモンの香り。
酸味のようなテイストにボディがあり、クラシックなシーシャのレモン然とした香り。AFらしい基本に忠実な作りで、シンプルかつスッキリとまとまっている。HAZEあたりのCitrus系のMixと比べると、ケミカルさが無いためラムネ菓子のようなお菓子っぽさが無く、吸っていて馴染みが良い香り。
ただ、AFSEのSparkleやFumariのLimonchelloあたりの後発のガッシリしたLemon系と比べると、やはり煙のドライさが目立ちノドに障る感じが否めない。FumariのLemonはソフトさに特化した奥行きのある薄味な香りだったので、大きく違った仕上がり。
ちなみに、AFのMojitoはライムなのかレモンなのかよく分からない香りがするが、明らかにこれとは違う香料が使われている。やはりAFのMojitoはライムの香りなのだろうか。
個人的には嫌いではないが、ハードなノドへの当たりをCitrus系の吸いごたえと思って楽しめる人向けだと思う。
 

煙について

煙の量はAFの平均か、それより少し良い。煙の質はAFの平均に劣る。ドライでやや煙の粗さが目立つ。もっとも、Citrus系に関してはこのノドへのハードな当たりも吸いごたえや酸味のようなテイストの一部としても受け取れるため、仕方ないと思う。
タバコ的な重さはAFの平均。SBより少し重い程度。
香りの持ちはAFの平均。Citrus系らしいガッシリした酸味のようなテイストが良く続く。もとの香りが非常に濃いため、多少薄れても普通に楽しめる。
火加減が強いとノドへの当たりが強くなるので、弱めの火加減から調節していくのが無難だろう。弱めの火加減でも酸味のようなテイストや吸いごたえはシッカリ出る。
ややノド越しがハードで吸いごたえが強いため、Fumariあたりから入った人は煙のドライさや粗さが気になるかもしれない。
 

(総評)71点

改めて吸うと、上記のようにAFSEやFumariやSBの後発のLemon系と比べて煙の粗さが目立つなぁ、という印象。
自分は吸いごたえを重視する方だと思うので、香りの馴染みの良さもあって何だかんだ楽しめたが、やはり飲み物は用意した方が良い。
ナハラのLemon→これ→SBのLemon→Social SmokeのVoltage→FumariのLemon→SBBのMighty Freeze→FumariのLimonchello、こういう順番で吸い比べてみると、ソフト方面にシフトしてきているシーシャ全体の変遷や各社の特徴などが感じられて面白い。物好きの人は是非。
個人的には嫌いではないが、ややノド越しがハードで吸いごたえが強い。基本的にはナハラ MixのIce Lemon MintなどのガッシリしたLemon系が好きな人向け。

コメント

  • Al Fakherって全体的に薄味じゃないですか?
    このレモンも、味がしっかりついてなくて煙っぽさを感じました。
    Fresh Mist、Berry、fruits cocktailとかも吸いましたが、薄くて煙っぽかったです。
    WaterMelonはそんなことなかったんですが。。。
    他社のフレーバー(fumariとかAl mazaya、Panorama)と比較しても薄いんです。
    作り方は、どれも同じなんですが。。。
    ダビデさんはAFどのように感じてますか?

    by p €2016年8月27日 10:52 PM

    • 個人的にですが、AFが薄味であるとは感じたことがありません。
      どちらかと言うと、煙の質も相まってAl MazayaやPanoramaの方が香りに空疎さ/隙間があると感じます。
      ただ、Lemonに関してはSBやFumariやAlchemistのような後発のアメリカ系と比べると、香りの輪郭がボヤけ気味で人によっては感じにくいかと思います。また、クラシックなCitrus系の典型であるため、煙のハードさも目立つと思います。Fresh MistとBerryに関しては、後発のアメリカ系と比べても劣ること無く香りがハッキリしている部類だと思います。
      もっとも、これらの後発のアメリカ系のものはハッキリしているぶん、人工香料っぽさ/ケミカルさが目立つことがあるため、吸っていて馴染みが悪いと感じる人もいます。このあたりは、普段どういったフレーバーを吸っているか、慣れ/好みの問題があると思っています。

      また、AFに関しては(フレーバーによりけりですが)初めに少し高温でシッカリと蒸らす方が調子が良いなど、いくらかのコツがあると思っています。生煮えの状態だと煙がチクチクしやすく、香りのノリも悪いです。
      個人的には、FantasiaやSocial Smokeの一部のフレーバーを除き、作り方と調節次第で大抵のフレーバーはウンザリするほど香りを濃く出せると思っています(ものには限度があるので、それが良いことかは別として)。なので、もしかしたらですが、作り方などの方に改善の余地があるのでは、と感じます。
      このあたりに関しては、現在のセッティング/グラム数/蒸らし時間などを教えて頂けたら、また別途返信いたします。

      ちなみに、自分はAFが一番好きです。吸いごたえのボディ、調度良いタバコ的な重さ、ケミカルさが無く馴染みが良い点などが理由です。

      by ダビデ €2016年8月28日 2:48 AM

  • ありがとうございます。
    別途返信していただけるということで、ありがたくセッティングを書かせて頂きます。
    当方初心者でして、セット販売されているものをそのまま使っている状態です。
    詳しく書きますと、KMのパイプに、エジプシャンボール(これですttp://www.shisha-mart.com/product/941)、カラードロータスのような物(ttp://www.shisha-mart.com/product/1249)に、ココランドを2つ乗っけて10分間窓を閉じてから吸いだしています。
    フレーバーは10グラムほどの量を手でほぐして、ふわふわにして乗せています。
    そして吸い始めると、煙の質もそんなに良くないし、味も薄いかなあと感じてしまいます。前にも書きましたが、他社メーカーでも同じ作り方をしているのに、AFだけそう感じてしまうんです。もちろんwater melonやgrapeなど濃くて美味しいと感じるものもありますが。。。
    それと、これは全てのフレーバーにいえることですが、まだ慣れてないせいかフレーバーを焦がしてしまいがちです。10分置き、吸い始めて15分ぐらいまでは煙の量もしっかり出て美味しく吸えるのですが、それを過ぎると喉に突っかかりのあるような煙が出てきて、フレーバーを確認すると黒くなってしまっている。そんな様な事が多々あります。中の炭の量を減らしたり、ウィンドカバーを取ったり、色々やっていますが、そうすると煙の量が減ったり味が落ちたりと、苦戦しています。そもそもそんなに早く焦げてしまうのはグラムが多いからなんでしょうか。ボールもエジプシャンなので他のに変えたいと思っているので、ロータスに合って、グラムが少なくて済むボールがあったら教えて頂きたいです。一応、シリコンタイプのファンネルボール(ttps://www.thehookah.com/images/P/silicone_funnel_bowl_p.jpg)は持っています。

    以上がセッティングになります。お手数おかけしますが答えてくだされば嬉しいです。
    よろしくお願いします。

    by p €2016年8月28日 4:39 PM

    • リンク先の内径や深さなどの数字を見ましたが、底が浅いのが原因な気がします。底が浅いボウルほど火の調節が難しくなる傾向にあると思っています。
      また、基本的にKaloud LotusはPhunnel系のボウルとの相性が良いです。底面にフレーバーが触れるようなボウルとの相性はイマイチだと思います。
      エジプシャンであれば、炭をどければすぐ温度が下がるアルミホイルの方が、火の調節は楽だと思います。

      必要なフレーバーの量が少ないボウルは底が浅いことが多いので、往々にして火の調節が難しい傾向にあります。
      まずはシリコンボウル+Kaloud Lotusなどの失敗しにくい組み合わせで、煙と香りがピークに向けて立ち上がっていく感覚/ピークを迎えた後に焦げること無く徐々に薄れていく様子などを掴まれる方が良いかと思います。
      その方が必要なフレーバーの量が少ない代わりに火の調節が難しいようなボウルを試すときに、好みの作り方/火の調節に辿り着きやすい気がします。

      なので、一度お持ちのシリコンボウルでAF 11gで試してみてください。
      自分は香りも煙も濃いめが好きなので、シリコンボウルだと12~13g(AFでのグラム数)で作ることが多いですが、都内のシーシャ屋は10g前後で作っているところもあるので、それでもイケるはずです。

      具体的には、
      ① まず小鉢やアルミホイルの上に11g取り分けます。
      ② フレーバーを箸で良くほぐしてみて、全体が小指の爪の1/3~1/2ぐらいの大きさかどうかを見てみます。手よりも箸の方が良くほぐれるので、箸の使用をオススメします。
      ③ カットが粗いようであれば、適当な大きさにハサミでカットし直してください。AFの50gのパッケージはカットが細かいことが多いので、この操作は必要無いことが多いです。
      ④ 良くほぐしたフレーバーを、隙間が潰れないようにしてシリコンボウルの中に均等に入れてください。箸で少量ずつすくい上げ、ボウルの中にソッと置く感じでしょうか。Kaloud Lotusの底面にフレーバーが触れないようにしてください。
      ⑤ Kaloud Lotusを乗せ、新品のCoco Nara 2ピースと補助の炭1~2ピースを入れ、ファンを2/3~完全に閉じた状態で5~7分ほど放置してください。
      ⑥ 次にゆっくりと長く吸ってみて、煙や香りの様子を見てください。薄いようでしたら、中のフレーバーを箸などでひっくり返し、再び3~5分ほど放置してください。フレーバーをひっくり返してからは、放置する代わりにゆっくりと長く吸っても良いと思います。徐々に香りと煙が濃くなっていくはずです。
      ⑦ 煙と香りの出が良くなったら、ファンを1/3~1/2ほど閉じた状態にして、普通に吸ってください。

      ご参考までですが、シリコンボウルについてのこのあたりの記事も見てみてください。何かのヒントになる可能性があります。
      上記の方法で上手くいかないようでしたら、またコメント下さい。

      by ダビデ €2016年8月28日 10:01 PM

  • 忙しい所すみません。
    以前、ここでAFの作り方を教えてもらった者です。
    それから2ヶ月ほど経ちましたが、結論として今は普通に吸えるようになりました。(勿論フレーバーによりますが)
    吸っていくうちに、色々試してボールやフレーバの特徴、水の量等が分かってきたのが理由だと思います。
    あの頃はよくfumariを吸っていたんですが、よく分かってないまま作っても煙は出るし味も一応感じられるので、当時AFは美味しくないと感じていたのかなと思います。

    そんな感じでご報告させてもらいました。ありがとうございました。
    今度お店の方にも伺わせて頂きたいと思います!

    by p €2016年10月26日 2:09 PM

    • お久しぶりです!
      やっぱりコツってあるので、結局は練習あるのみなんですよね。
      なんにせよ上手く行ったようで良かったです!!
      是非是非、店でお話させてください!
      メインのスタッフ(髭でロン毛の日本人)はシーシャ店員歴11年の大ベテランで、おそらく現役のシーシャ店員の中で最古参です。
      蓄積された知識も僕とはまた違うので、彼との話も面白いと思います!

      by ダビデ €2016年10月29日 2:21 AM

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ボウルごとの作り方や火の調節



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