シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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カットし直すことのメリット・デメリット、カットし直した方が良いフレーバーについて

time 2016/03/09

カットし直すことのメリット・デメリット、カットし直した方が良いフレーバーについて

作り方の記事などに、よく「フレーバーをカットし直す」という工程を挟んでいるが、今回はそれについて書こうと思う。

正直、カットし直す作業は一長一短で、この作業を行わない方が調子が良い場合も多々ある
メリット・デメリット、カットし直した方が調子が良い場合、カットし直さない方が調子が良い場合、このあたりについて以下にまとめた。
よかったら参考にしてみてほしい。

【メリット】
煙と香りが早く本調子になる
カットし直すことで、フレーバーが細かくなり良くほぐれるので、熱い空気と触れるフレーバーの表面積が増える。
そのため、数分の差ではあるが、煙が本調子になるまでの時間が短縮される。ある程度蒸らしたあたりで、2~3回ほどゆっくりと吸う作業を挟むと、より効果的である。

わずかだがピーク時の煙と香りの濃さが良くなる
これも熱い空気と触れるフレーバーの表面積が増えることによる効果だと思う。
ただし、個人的にはあまり気にならないものの、トータルの持ち時間は短くなる可能性がある。

中のフレーバーをひっくり返す作業がしやすくなる
シリコンボウルとKaloud Lotusの組み合わせで作る場合、途中で中のフレーバーをひっくり返す際に、フレーバーが細かくなっているため平らにならす作業がしやすい
これによってKaloud Lotusの裏にフレーバーが張り付きにくくなり、面倒が減って良い。ちなみに、Samsaris Bowlはカットしなおしても張り付く。
個人的には、これがカットし直す一番の理由。

【デメリット】
火の調節がシビアになる
シリコンボウルとKaloud Lotusの組み合わせであれば、これはほとんど問題にならないので、気にしなくて良い。
Apple on Topのような火の調節が容易なボウル、Vortex 1.0のような安定感のあるボウルも、あまり影響ないので大丈夫。
ただし、Alien Mini Phunnelなどの薄手で浅いPhunnel系では、かなり火の調節が難しくなる
ストレートで作る場合も、誤差の範囲内ではあるが、火の調節が難しくなる。また、下の穴にフレーバーが詰まって吸いが重くなる事故も起こりやすくなる。
これらのボウルを使う場合、ダマになっている部分を箸で丁寧にほぐすだけにして、カットはし直さない方が無難。かえって面倒くさくなる。

② トータルの持ち時間が短くなる
個人的には誤差の範囲内だと思うが、フレーバーによっては少し持ちが短くなると感じることがある。
そのぶんメリットの項に書いたように、ピーク時の煙と香りの濃さは良くなるので、これに関しては一長一短だと思う。個人の感じ方による差もあると思う。

【カットし直しても良いフレーバー】
シロップが少ない、もしくはシロップが固めでドロっとしているフレーバーで、タバコの葉が大きい場合は、カットし直した方が調子が良い
このようなフレーバーは、カットし直すことで熱い空気と触れるフレーバーの表面積が増え、調子が良くなる。
具体的には、Al Fakher、Al Fakher Special Edition、StarBuzz、StarBuzz Bold、HAZE、このあたりはカットし直した方が調子が良いと思っている。
HAZEはシロップの多いフレーバーだが、ちょっとタバコの葉が大きすぎるので、カットし直した方が調子が良い。

【カットし直さない方が良いフレーバー】
シロップが多い、もしくはシロップがサラッとしているフレーバーは、カットし直さない方が良い
このようなフレーバーをカットし直すと、細かくなったフレーバーが自重で潰れてシロップに浸かりきってしまい、かえって熱い空気と触れるフレーバーの表面積が減ってしまう。
これによって、以前のFumariの作り方と火の調節の記事で書いたような、煙は出るが香りのノリが悪い状態に陥りやすくなる。
具体的には、Fumari、Fantasia、残りが少なくなってからのStarBuzz Vintage、このあたりはカットし直さない方が良いと思っている。

【カットし直す際のコツ】
茎や葉脈の部分、大きなタバコの葉が丸まっている塊、このあたりを狙ってハサミで3回ぐらいチョキチョキと切ると良い。目安としては、これらの塊が小指の爪の1/3~1/2の大きさになっているぐらい。
どちらかと言うと、タバコの葉の大きさよりも、カットし直すことでダマになっている部分がほぐれることが重要なように感じるので、そのあたりを意識すると良い気がする。
面倒くさかったら、まんべんなく全体を計5~8回ほどハサミでチョキチョキしても、まずまず問題なくいける

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ボウルごとの作り方や火の調節



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