2024/04/15
香りについて
AFにしては珍しく、何だか良く分からないケミカルな甘い香り。
AFのBubble Gumと似たマッタリしたケミカルな甘い香りがメインで、そこに水々しさや酸味を思わせるサッパリしたテイストが微かに混じる。
水々しさのようなテイストが少しGuava系と似ており、いくらかの独特さがあると思った。とはいえ、メインの香りはケミカルな甘い香りなので、全体としてはGuavaとは全く違った仕上がり。このあたりの独特さのおかげで、なんとなくエナジードリンクっぽさが出ている気もする。
なお、AFのBubble GumはAFSEのBanana Montanaと同じ香料が少し使われていると思うが、そのあたりの香りはしない。そのため、AFのBubble Gumと似てはいるが、それよりもずっとサッパリした仕上がり。
試していないので適当だが、AFのBubble GumにOrange1.5つまみとGuava1つまみMixすれば、そこそこ似た香りを作れるのではないかと思う。
AFらしくはないが、まずまずエナジードリンクで納得いく香り。
煙について
煙の量と質はAFの平均。いくらか酸味を思わせるテイストがあるが、そのせいでノドに障ることなどは無い。ボディのあるAFらしい煙。
タバコ的な重さはAFの平均。
香りの持ちはAFの平均より長く、香りの変化も少ない。もとがケミカルでハッキリした香りだからか、香りの持ちや変化は良く感じた。
火の調節は容易。割と強めの火加減にしてしまっても崩れたりしない。シリコンボウルとKaloud Lotusの組み合わせであれば、かなり適当に調節していても問題無い。
香りはAFらしくないが、煙の質や扱いやすさはAFらしくて良い。
（総評）55点
よく海外のレビューで酷評されているのを見かけるが、そこまでマズくないと思った。
普段からSBやHAZEを吸っているのであれば、おそらく「あ、こういう感じね。AFにしては珍しいケミカルさ」ぐらいの感想じゃないかと思う。
とはいえ、SBやHAZEあたりと比べると、やはりケミカルさの突き抜け方が足りず、中途半端な感がある。個人的には、この手の香りはSBやHAZEあたりが出しているフレーバーで十分に間に合っていると感じてしまう。
やはり、AFの魅力というのは馴染みの良いフルーツ系の香りにあると思う。自分を含めたAFのファンがAFのフレーバーにこういうケミカルな香りを求めているかと言うと、おそらく求めていない。このあたりが酷評されている理由ではないかと思う。
AFらしからぬケミカルな香りをAFの煙で楽しみたいのであれば、試してみても良いだろう。
