シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

シーシャ・水タバコについてのブログ。フレーバーのレビュー 500種類以上、ボウルのレビュー、ボウルごとの作り方や炭の調節、テクニックなど。

Al Fakher Golden / Grape(ボウルや火加減によって香りと煙の出方が大きく違う)

time 2016/08/08

Al Fakher Golden / Grape(ボウルや火加減によって香りと煙の出方が大きく違う)

香りについて

基本的にはAFのスタンダードラインのGrapeと似た香り。
AFのGrapeは酸味のようなテイストとマッタリした甘さが特徴だと思うが、これも同様のテイストがある。
ただ、AFのGrapeと比べるとそのあたりが少し控えめなので、いくらかクドさが抑えられており吸いやすい。
とはいえ、やはりAFのGrapeと似ており、FSあたりのクリアなWhite Grape系などと比べると、全体にマッタリした味わいが強い。
下記のように調節の幅が広いフレーバーなので、一応、使うボウルや火加減を調整すれば少しサッパリめのWhite Grape系としても楽しめる。
コツをつかむのに少し手間取るかもしれないが、好みに合わせて幅広く調節できるのは良い。
 

煙について

煙の量はAFの平均。煙の質はAFの平均か、それに少し劣る。
マッタリした甘さが強いため、人によっては他のAF Goldenの煙と比べると少しノドへの障りが目立つと感じるかもしれない。ただ、使うボウルと火加減にもよるので、一概には言いにくい。
タバコ的な重さはAFの平均。香りの持ちはAFの平均か、それより少し長い。
焦げたりはしないが、火の調節には少し気をつかう必要がある。また、使うボウルによって香りの出方が違うので、安定感も微妙。
個人的には、陶器のPhunnel系+アルミホイル+やや弱めの火加減、この組み合わせがフレーバーの特徴が良く出ると感じた。次点で、シリコンボウル+Kaloud Lotus+通常より2~3分ほど長めの蒸らし時間+やや強めの火加減で維持、この組み合わせが良いと思った。
陶器のPhunnel系で強めの火加減だと、酸味のようなテイストや甘さが強く出すぎてクドいし、煙の質もノドに障るようになる。シリコンで弱めの火加減だと、香りがハッキリせず輪郭がボヤけて何だか良く分からない。
慣れてしまえばそれまでだし、良く言えば調節の幅があるということなのだが、好みのセッティングを見つけるのには少し手間取ると思う。
 

(総評)72点

個人的には、AFのGrapeは少しクドいと感じる。嫌いではないが、正直そこまで好きでもない。
上では次点としたが、自分はサッパリしたフルーツ系の香りが好きであるため、シリコンボウル+Kaloud Lotus+通常より2~3分ほど長めの蒸らし時間+強めの火加減で維持、この組み合わせで作ることが多かった。
とはいえ、AFのGrapeはどこの国に行っても必ずお目にかかる定番フレーバーである。AFのGrapeが好きであれば、これも気に入る可能性は高いし、もっと高得点がつくだろう。
使うボウルや火加減によって香りと煙の出方が大きく違ってくるのが良くも悪くも特徴的だが、AFのGrapeが好きであれば試す価値はある。

down

コメントする




ボウルごとの作り方や火の調節



カテゴリー

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930