シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Fantasia Castro’s Blend / Cuban Mojito(カクテル用のライムシロップのような香り、ややケミカル)

time 2016/12/04

Fantasia Castro’s Blend / Cuban Mojito(カクテル用のライムシロップのような香り、ややケミカル)

香りについて

目立ったビターさがある訳ではないが、ライムの実と皮の香りを濃縮したような香り。
どちらかと言うと、フレッシュライムジュースよりはカクテル用のライムシロップに近い。カクテルらしいと言えばカクテルらしい。
ちなみに、おそらくSBのPirate’s Caveと同じ香料が使われているが、それよりも薄めであるため、少々のケミカルさは感じるもののPirate’s Cave程でない。
中盤にさしかかったあたりで、香りの濃さはそのままにケミカルさだけが少しずつ薄れていくため、中盤からの馴染みはそこそこ良い。
ダークリーフの香りは他のFS Castroのフレーバーと比べると控えめ。煙を吐き終えるときに、ライムの陰に甘さの少ない乾いた枯木のような香りをホンノリ感じる。
FSのスタンダードラインのCuban Mojitoよりライムの香りが強調されており、全体に濃口でマッタリめの仕上がり。そのあたりを考えると、SBVのFresh Limeに似ていると思う。
AFのMojitoはMint系の清涼感が強めでサッパリしていたので、これとは大きく方向性が異なる。
少々のケミカルさはあるが、そのぶん香りがハッキリしていてライムだと分かりやすいのが良い。
 

煙について

煙の量と質はFS Castroの平均。
幾つかのCitrus系は煙の質がノドに障ることがあるが、FS Castroの煙がFumariと似てウェットであるため、ノドへのハードな当たりが無く吸いやすい。
タバコ的な重さはFS Castroの平均。おおよそSBVと同じぐらいの重さ、おおよそAFの1.3~1.5倍ぐらいといったところか。
香りの持ちはFS Castroの平均より少し短い。Fantasiaのスタンダードラインの持ちの悪さを考えれば許容範囲内で、強い不満を感じる程では無い。
安定感は良い。火加減を強くしてもライムの香りが濃く出るようになるだけで、焦げたり香りが崩れたりはしない。扱いやすい。
少しだけ香りの持ちが悪いのが気になるが、煙の量や質、吸いごたえ、扱いやすさなどは良い。まずまず優秀な煙。
 

(総評)76点

個人的にサッパリした甘いフルーツの香りが好きなため、何だかんだ楽しむことが出来た。
ちなみに、モヒートのフレーバーの中では、AFのMojitoが一番好きである。ケミカルさが無く吸っていて馴染みが良いのが良い。
もっとも、AFのMojitoは何かCitrus系の香りという感じで、ライムなのかレモンなのか良く分からないところがある。
なお、AB FormulaのKey Lime Mintも絶妙な薄味加減で、ライムらしい香りがありつつアメリカの会社にありがちなやり過ぎ感が無くて良かった。
多少のケミカルさはあるが、ライムだとハッキリ分かる香りを探しているのであれば、AFのMojitoなどよりもこれをオススメする。香りの輪郭がハッキリしているので、Mixにも使いやすい。
ただ、そういったLime系であれば、これかSBVのFresh Limeのどっちか1つあれば事足りるかなぁ、とも思ってしまう。この手の香りは探せばSBやHAZEにあるので、いまさら感も少しある。
香りの輪郭がハッキリしていてライムだと分かりやすいのが良い。SBやSBVのLime系が好きならば、試す価値はある。

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