シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Alchemist Blend Straight Line / Raspberry(酸味が控えめで、サッパリした軽やかなRaspberry系)

time 2016/12/18

Alchemist Blend Straight Line / Raspberry(酸味が控えめで、サッパリした軽やかなRaspberry系)

香りについて

煙を吐き終えるときにCherry系に似た香りが微かに鼻を抜ける、サッパリしたRaspberry系。
サッパリした甘さと微かな酸味といった感じ。AFなどのRaspberryと比べると、酸味のようなテイストがずっと控えめ。
AFやAFSEのガッシリしたBerry系と比べると全体に少し薄味で酸味も弱めのため、どちらかと言うとSBやナハラ MizoのRaspberryに近い仕上がり。
ただ、煙を吐き終えるときにCherry系に似たツンとした香りが少しするため、そのあたりはAB FormulaのBourbon Barrel Berryと似ている。
ちなみに、SBのRaspberryは水々しさのある軽やかな甘さに特化していたため、それよりは酸味のようなテイストが少し強い。
ベースの香りは主張せず大人しい。また、アメリカの会社ではあるが、露骨なケミカルさやクセも無い。
サッパリした軽やかなRaspberry系として無難に良く出来ている。
 

煙について

煙の量と質はAB Straightの平均。スムーズだがモッタリした過度なウェットさは無く、キレの良い煙の質。
タバコ的な重さはAB Straightの平均で、AB Formulaと同じ。Fumariと同じぐらいか、それよりわずかに重い程度。AFの1/3~1/2ぐらい。
上記のようにやり過ぎ感やケミカルさの無い香りで、香り付けはAB Stoutに近い方向性だが、煙の質やタバコ的な重さはAB Formulaと同じ。
香りの持ちはAB Straightの平均。サッパリめで割と薄味な部類だが、そのせいで香りの持ちが悪いということは無い。
ただし、ABのザックリした特徴の記事にも書いたが、ABの幾つかのフレーバーは火が通ると体積が減るため、最初に少し多めに圧縮気味で詰める方が後半の持ちや伸びが良い。
安定感は問題無い。シリコンボウルとKaloud Lotusの組み合わせであれば、適当に調節していても焦げるたり崩れたりすることは少ない。
最初に詰めるときに少々のコツがあるが、火の調節などは容易で扱いやすい。ABの平均的な煙と言った感じ。
 

(総評)76点

個人的にRaspberry系にはサッパリしていて欲しいと思っており、ナハラ MizoやSBのRaspberryが好きである。
これはSBやナハラ Mizo寄りのサッパリしたRaspberry系だったので、なんだかんだ楽しんで吸うことが出来た。FumariのRaspberryのように、香りの輪郭がボヤけていて分かりにくいということが無いのも良い。
出来の良かったナハラのIce Raspberryが手に入りにくくなり、サッパリしたRaspberry系の選択肢が少なくなっていたので、なかなか良かった。
ただ、AFのRaspberryやAFSEのBerry系なども、ボディのある酸味のようなテイストがあって好きという人が多い。このあたりはRaspberry系に何を求めるか、完全に好みの問題だと思う。
酸味のようなテイストが控えめで軽やかさのあるRaspberry系が良いが、SBのRaspberryでは少しボディが物足りないと感じる人に良いだろう。
ナハラ MizoのRaspberryやAB FormulaのBourbon Barrel Berryが好きであれば、試す価値は大きい。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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