シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Lavoo / Double Dark Mint(普通にLavooのDark Mintの清涼感を強くしたフレーバー)

time 2017/01/26

Lavoo / Double Dark Mint(普通にLavooのDark Mintの清涼感を強くしたフレーバー)

香りについて

普通にLavooのDark Mintの清涼感を強くしたフレーバー。
Dark Mintと同じシャープな冷たい清涼感で、それが1.5倍ぐらいになっている。ダークリーフの香りも煙を吐いている最中に鼻腔で感じられる。
これもDark Mintと同様にフレーバー自体にも甘さが加えられているようで、Alchemistあたりの透明感のあるMint系と比べるとモワッとしたマイルドさだが、清涼感が強いぶんよりシャキっとしている。
個人的にはDark Mintの方がダークリーフの香りが感じられやすいと思う。ちょっと全体の印象が清涼感の強さに引っ張られすぎている気がした。もっとも、このあたりは好みの問題。
それに、この手の強烈な清涼感が特徴のフレーバーの宿命で、最初の強い清涼感は10~15分程度しか続かない。序盤の終わりあたりからは、ダークリーフの香りの出方や清涼感がDark Mintと同じような感じになる。
序盤はDouble Dark Mintで、序盤の終わりからDark Mintになると考えれば、1つのフレーバーで2度美味しいのかもしれない。得と言えば得なのかも。
 

煙について

煙の量と質はLavooの平均。割とウェットな煙の質だが、Fumari程では無くモッタリしすぎておらず調度良い。
序盤は清涼感が強いためノドへの当たりが強いと感じるかもしれないが、中盤を過ぎたあたりからの煙の質はいたってスムーズ。
タバコ的な重さはLavooの平均。おおよそAFの1.3倍ぐらいの重さ。Tangiers NoirやSBVよりは軽く、それらの2/3~3/4ぐらいの重さ。
香りの持ちはLavooの平均。Dark Mintは持ちが悪かったが、それよりも最初の清涼感が強いためトータルで見ると長持ちする。
安定感は問題無い。Kaloud Lotusであれば適当にしていても焦げることは少ない。ただ、最初の蒸らし時間が長かったり火加減が強かったりすると清涼感がかなり強く出るので、そのぶんノドへの当たりは強くなる。
上でも書いたように、序盤はDouble Dark Mintで序盤の終わりからDark Mintなので、トータルで見たときの持ちが長いのは良い。
 

(総評)78点

個人的にはDark Mintの方が好きだが、これも楽しめた。
最初は清涼感が強すぎてダークリーフの香りが分かりづらいと思ったが、中盤からはDark Mintと同じでダークリーフの香りも感じられるし1種類で2度美味しいのかな、と何度か吸う内に思い直した。
FMLやAB StoutのStone MintなどのMint系あたりから、アメリカのMint系は清涼感が強烈でシャープなものが急に増えた。そういうのが流行なのかな、という印象。いかにもアメリカといった感じではあるが、その流行にはまずまず上手く乗っている。
最初にガッツリと清涼感を楽しんで中盤からダークリーフの香りを楽しみたいのであればこれを、最初からシッカリとダークリーフの香りを楽しみたいのであればDark Mintを選ぶと良いだろう。
基本的には違いは最初の清涼感の強さのみなので、これかDark Mintどちらか1つあれば事足りる。

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