シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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StarBuzz Vintage / Alaskan Freeze(エグすぎないダークリーフの香り、調度良い清涼感と甘さ)

time 2017/03/11

StarBuzz Vintage / Alaskan Freeze(エグすぎないダークリーフの香り、調度良い清涼感と甘さ)

香りについて

控えめでソフトな甘さと、強すぎず弱すぎない清涼感。
湿った枯草のような少し甘いSBVのダークリーフの香りも、エグくない程度にシッカリとしており、このあたりも絶妙。
背後にダークリーフの香りがする点を除けば、香り自体はAF GoldenのFresh Mintと似ており、実に絶妙なバランス。
清涼感の強さはAFのMintやAF GoldenのFresh Mintと同じぐらい。LavooのDouble Dark MintやAB StoutのStone Mintのようなシャープな強いキレは控えめ。
極めて微かにCream系と似た甘さがあるが、クドさや過度にモッタリした感じは無く、清涼感を損なわない程度に上手く全体に丸みを与えている。
クセが出ない程度にダークリーフの香りがシッカリしており、絶妙な濃さの清涼感と甘さが、それを上手く支えている。
ダークリーフの香り、清涼感、ほのかな甘さ、これらが実にバランス良く三位一体となっている。オススメ。
 

煙について

煙の量と質はSBVの平均。ウェットでボリュームのある煙が良く出る。
SBVの煙は割とウェットさが強いが、そのせいでグリセリンっぽい甘さがノドに残ったりはしない。香りとの相性も良いと思う。
タバコ的な重さはSBVの平均か、それより少し軽め。FS CastroやTangiersやLavoo Heritageなどと比べると、負担なくダークリーフの香りを楽しめる重さ。
香りの持ちはSBVの平均か、それより少し長い。適切なタイミングでひっくり返したりして維持すれば、中盤以降も清涼感を含め一定して香る。香りの変化も少ない。
PureのFMLやLavooのDouble Dark Mintのような、序盤にガツンと清涼感が出て中盤に差し掛かるあたりでストンと終了する感じでは無い。
SBVらしく高温にも耐えるため、安定感も優秀。個人的には少し強めの火加減で維持した方が調子が良いと感じた。
煙の量と質、香りの持ち、扱いやすさなど、香りのみならず煙も優秀。
 

(総評)90点

ここ数ヶ月でレビューしたMint系の中では1番のアタリ。
ダークリーフの香りが調度良く、FS CastroのCana de Mentaのようにダークリーフの香りが強すぎてクセがある感じでは無い。
最近のアメリカのMint系にありがちな、とにかく清涼感が強ければいいんだろ的な感じも無く、SBらしからぬ絶妙なサジ加減。
香りのバランス、煙の量と質、香りの持ち、扱いやすさ、どれも平均点をクリアしており、実に良く出来ていると感じた。
個人的には、AF GoldenのFresh MintAB StoutのStone Mintと並ぶ出来だと思う。何を吸いたいか分からないときに、とりあえずで選ぶレベル。
色々とバランスが良い。Mint系が好きれあれば、試す価値は非常に大きい。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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