シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Lavoo / Deux Apple(キレ感の強いDouble Apple系、ダークリーフの香りの活かし方が渋くて良い)

time 2017/03/28

Lavoo / Deux Apple(キレ感の強いDouble Apple系、ダークリーフの香りの活かし方が渋くて良い)

香りについて

リコリスの香りの入ったキレ感の強いDouble Apple系。ダークリーフの香りの活かし方が渋くて良い。
ナハラのDouble Appleほどではないが、リコリスの香りによる特有のキレ感が強く、独特なエッジのある甘さ。
ダークリーフを使っていることによるベースの香りは、他のLavooと同様に少々の甘さのある細い枯れ枝のような香りで、特有のキレ感に奥行きが感じられる。
フレーバーの香りに押され気味で少し分かりにくいものの、特有のキレ感を残しつつ奥行きとナチュラルな風合いを与えているので、キッチリ仕事はしている。
そのため、ナハラのDouble Appleと比べるとスッキリした甘さが少し強く、リコリスの香りによる特有のキレ感に丸みがある。また、火の調節も容易で香りを本調子にしやすい。これら点で、やはり香り自体も少し今どきっぽくリメイクされていると感じる。
やや分かりにくいものの、クラシックなDouble Apple系を踏襲しつつも、上手くダークリーフの香りを取り入れていると思った。
 

煙について

煙の量と質はLavooの平均。
煙のウェットさがモッタリしすぎない程度で調度良く、特有のキレ感を邪魔していないのが良い。
タバコ的な重さはLavooの平均。AFより少し重いぐらいなので、ダークリーフのフレーバーではあるが負担なく楽しめる。
香りの持ちはLavooの平均より短い。序盤はシッカリしたキレ感が強く感じられるが、割と早々にピークアウトしてしまい、中盤から少し物足りなさを感じる。
安定感は良い。ナハラのDouble Appleは火の調節が難しかったが、そういったことは無く、適当に調節していても煙と香りが本調子になる。
煙の量や質などは問題無いが、香りの持ちが悪いのが残念。
 

(総評)78点

個人的にナハラのDouble Appleが好きなため、これも楽しむことが出来た。
香りの持ちが悪いのは残念だが、ダークリーフの香りが非常に良い脇役として燻し銀の仕事をしているのが良かった。
ちなみに、Double Apple系はナハラのようなキレ感の強いものと、AFのTwo Appleのようなマッタリした甘さが強いものに大別されるが、これは前者寄りのDouble Apple系。
最近は国内のシーシャ屋でナハラのDouble Appleを見かけることも少ないが、やはり昔ながらの定番にはクセになる良さがある。リコリスの香りは好き嫌いが分かれるところではあるが、個人的には好きな香り。
原初のDouble Appleを楽しみたいのであればナハラを、よりクリアでシャープなキレ感を求めるならSBVのIndian Spiced Appleを選ぶと良い。
ナハラのDouble Apple、SBVのIndian Spiced Appleが好きであれば、これも楽しめるだろう。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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