2024/04/23
香りについて
AFのTwo Appleと良く似た、マッタリした甘さがメインのDouble Apple系。
メインはドッシリした厚みのある甘さで、煙を吐き終えるときにリコリス特有のキレが鼻を抜ける。
こちらの方が少しだけ甘さが控えめな点、煙の質やタバコ的な重さが少し軽い点で違うが、基本的にはTwo Appleと良く似ている。
SBVのIndian Spiced AppleやLavooのDeux Appleは、キレ感を重視したナハラのDouble Apple寄りの出来だったが、それらとは異なる仕上がり。
これまでの定番や名作の香りを踏まえ、細部の調整のみで勝負してくるUglyらしい出来。
煙について
煙の量と質はUglyの平均。
AFほどでは無いが、マッタリした甘さが強いため、他のUglyよりも少しソリッドな煙に感じる。ノドに引っかかるような粗さは無い。
タバコ的な重さはUglyの平均か、それより少し重い。SBより少し重いぐらい。甘さが強いため、実際より少し重く感じた可能性はある。
香りの持ちはUglyの平均で長め。香りの変化も少なく、一定して時間とともに薄れていく。
安定感はUglyの平均より少し良い。あまり調子に乗って高温で維持していると焦げるが、他のUglyのフレーバーよりは高温に耐える。
Double Apple系らしい満足感のある吸いごたえ。安定感なども良く、楽しめる煙。
（総評）76点
個人的にはナハラのDouble Appleが好きだが、そもそもDouble Apple系が好きなので、これも楽しめた。
ただ、上記のようにUglyらしい出来ではあるものの、流石に少しAFのTwo Appleと似すぎている。
同時に吸い比べれば話は別だが、1本だけ出されてAFのTwo Appleかこれか当てろと言われたら、あまり自分は当てる自信がない。
そのため、これだったら普通にTwo Appleを買えば良いのでは？という気がしてしまう。AFのTwo Appleの方が安いし、流通などの入手性も良い。
手元にAFのTwo Appleがあったので吸い比べてみたが、こちらの方が少しだけ甘さが控えめで、タバコ的な重さが少し軽く、煙の質にソリッドさが無くスムーズだった。
そのあたりが気になるなら試す価値はある。
