シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Ugly / Orange Keef(ソフトでクリアなOrange系、少しケミカル)

time 2017/05/02

Ugly / Orange Keef(ソフトでクリアなOrange系、少しケミカル)

香りについて

酸味のようなテイストが少々あるクラシックなOrange系。
AFのOrangeと比べると微かにケミカルだが、AFより全体に香りにクリアさがあり、酸味のようなテイストによるノドへの当たりも控えめ。
ただし、穏やかさが特徴的だったAF GoldenのOrangeと比べると、やはりCitrus系らしいガッシリした吸いごたえがある。
そのため、AFのOrangeとAF GoldenのOrangeの中間ややAF寄りでクリアといった仕上がりで、基本的にはクラシックなOrange系の香り。
Uglyは全体にAFと似た香りのものが多く、AFのアラを微調整したような王道や基本に忠実なフレーバーが多いが、これも同様。
クラシックなOrange系が、Citrus系らしい吸いごたえを残しつつ、少し穏やかでクリアに練り直されている。

煙について

煙の量と質はUglyの平均。
上記のようにクラシックなOrange系であるため、火加減によっては酸味のようなテイストによるノドへの当たりが少し出る。もっともCitrus系に関しては、このあたりのノドへの当たりは吸いごたえやテイストの一部だとも思う。
タバコ的な重さはUglyの平均。SBと同じか、それより少し重いぐらい。Fumariより少し重いが、AFよりは軽い。
香りの持ちはUglyの平均。もともとUglyは持ちの良いフレーバーが多いが、これも同様。序盤を過ぎたあたりから香りのノリが良くなる印象。
安定感はUglyの平均。他社のOrange系のフレーバーと同じ。シリコンボウルとKaloud Lotusの組み合わせであれば、適当にしていても焦げたり崩れたりは少ない。
ただし、火加減を強くすると酸味のようなテイストが強く出るため、ノドへの当たりはそれに相応して強くなる。少し弱めの火加減の方が、フレーバーの特徴が良く出ると感じた。
火加減にもよるが、よくあるOrange系の煙と言った感じ。香りの持ちが長いのは良い。

(総評)74点

決して出来は悪くないが、無数にあるOrange系の中から、あえてこれを選ばなくても良い気はする。
香りのクリアさが良く、Orange系としての及第点はクリアしているが、そのせいで少しケミカルさが目立つ感がある。
シーシャのOrange系の香りの基本に忠実ではあるのだが、ちょっと忠実すぎて特徴が無いと言うか何と言うか、全体に半端。
Orange系は各社がシノギを削る定番の香りであり、その中でこの程度の出来というのは少し弱い。
AFのOrangeはノドへの当たりがハードすぎるが、AF GoldenのOrangeでは少しソフトすぎて物足りないと思う人に良いと思う。
クラシックなOrange系の中でタイトに当たりを探しているのであれば、試す価値がある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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