シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Trifecta Dark / Lychee(作り方や火の調節に工夫が必要だが、香りは良い)

time 2017/06/17

Trifecta Dark / Lychee(作り方や火の調節に工夫が必要だが、香りは良い)

香りについて

ボンヤリしたマッタリめの甘さとトロピカルなテイストが、実物のライチらしい。
冷凍物のライチと食べ比べてみたが、やや実物よりマッタリした甘さが強調されている感はあるものの、ライチを表現したかったことは伝わってくる。
香り自体は甘いが、ノドに残る甘さが無いのが良い。ただし、煙の質を維持するには、下記のように作り方あるいは火加減の調節に少々の工夫が必要。
ちなみに、トロピカルなテイストは、マンゴーやパッションフルーツなどより、どちらかと言うとCoconut系のような感じ。
そのため、もしかしたら人によっては煙を吐いている最中に、白桃入りのヨーグルトのような香りを感じるのではないかと思う。そんな香り。
下記のように序盤の安定感に少し欠けるのが残念だが、作り方や火の調節でギリギリ何とかなるし、香りもクセが無く良く出来ている。

煙について

煙の量はTFDの平均。煙の質はTFDの平均に劣る。
作り方を工夫して弱めの火加減で維持すれば煙の質は問題無いが、ちょっと煙の量を欲張ろうとして強めの火加減にしたりすると、ノドに障る感じが目立つ。
また、ロットごとのブレの可能性はあるが、他のTFDよりも空気に晒す時間が長めの方が煙の質が落ち着いて良かった(参考記事:TFDのザックリした特徴について)。
タバコ的な重さはTFDの平均か、それより少し軽い。だいたいSVBと同じぐらい。弱めの火加減で維持することになるため、やや軽めに出たのだと思う。
香りの持ちはTFDの平均より少し長い。これも弱めの火加減で維持することを余儀なくされるため、長持ちするという感じ。なお、中盤あたりから香りの輪郭が少しボヤけるため、時間による香りの変化は少々。
安定感はTFDの平均に劣る。開封後に空気に晒す時間を長めにとることや、TFDのEarl Greyと似たような作り方(参考記事:TFDのEarl Greyの作り方について)をすることで改善するが、基本的に安定感は無い。
香りは良いが、煙まわりには色々と難がある。

(総評)77点

煙まわりに難を感じるが、珍しい香りだし個人的にも好みなので割と楽しめた。やや点数は高めにつけた。
煙の質を保つために弱めの火加減で維持する必要があるので、安定感があるフレーバーで出せるようなボリュームのある煙は諦めた方が良い。
まぁ、それでも不満の無い程度には煙が出るのが、救いと言えば救い。なんとかギリギリ許容範囲内ではある。
香りに関して言うと、極めて個人的な意見だが、Peach Creamみたいな商品名で出ているフレーバーが好きな人に良い気がする。もっともCream系のような煙の質ではないが。
他社には珍しい香りだしクセも無いので、腕に覚えがあるなら。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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