シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Tangiers Noir / Sour(酸っぱいウッディな香り、あるいは木に生ったベリーのような香り)

time 2017/08/11

Tangiers Noir / Sour(酸っぱいウッディな香り、あるいは木に生ったベリーのような香り)

香りについて

メインは酸味のようなテイストで、甘めのウッディな香りが薄っすらと背後に感じられる。
おおよそ、酸味:甘めのウッディな香り=7:3ぐらいの配分で、商品名のとおり全体に酸味が支配的。
酸味のようなテイストはCitrus系に特有のものに近く、AFのGrapefruitの酸味をより強くした感じ。火加減にもよるが、結構酸っぱい。
ウッディな香りは薄っすらとしており、SBBのGreen Saviorの香木っぽさやSBのLebanese Bomb Shellのようなヒノキとは異なる香りで、強い主張は無い。
ただ、外国のレビューを見てみると、酸っぱいクランベリーのような香りと書かれていることがある。そう言われてみると、薄っすらした甘さも手伝って、確かにAFのBerryから渋みを抜いて酸味を強くしたような香りにも感じられる。
強めの酸味と甘めのウッディな香り、あるいは木に生った赤くて酸っぱいベリーのような香り。

煙について

煙の量はTangiersの平均。煙の質はTangiersの平均に少し劣る。
酸味のようなテイストが強いため、それによるノドへの当たりがある。Citrus系に特有の吸いごたえが好きか否かで評価が分かれると思う。
タバコ的な重さはTangiers Noirの平均で重め。おおよそAFの2.0~2.2倍ぐらいだと思う。SBVやTFDより重い。
香りの持ちはTangiersの平均。中盤あたりで酸味が少し薄れ始めるので、香りの変化は少々。
安定感はTangiersの平均か、それに少し劣る。Kaloud Lotusであれば焦げたりはしにくいが、火加減の強さに応じて酸味も強く出るため、それなりに調節する必要はある。
Citrus系に特有の酸味による吸いごたえが好きであれば、ボディがあって満足感のある煙。

(総評)61点

酸味以外の香りが何だか良く分からないが、意外と楽しめた。
吸いごたえがあるため、その日の1本目に重めのものが欲しいときに重宝した。香りと言うより酸味による煙のボディが良かった。
香りに関しては、最初はウッディな香りにしか感じなかったが、酸味の強いBerry系と思って吸い続けたら、そんな気もしてきた。
確かにクランベリーと言われればそうとも受け取れる作りで、ちゃんと形にもなっているが、やはりBerry系と言い切るには独特な作りで一概にそうと言えない。このあたりは、普段どんなフレーバーを吸っているかで、感じ方が左右されるのではないかと思う。
TangiersのRed Grapeなどの酸味の強いTangiersのフレーバーが好きであれば、試してみても良いだろう。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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