シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Tangiers Noir / White Grape(ややマッタリめの甘さと、AFのGrapeに見られる少々の酸味っぽさ)

time 2017/08/14

Tangiers Noir / White Grape(ややマッタリめの甘さと、AFのGrapeに見られる少々の酸味っぽさ)

香りについて

ややマッタリめの甘さと、AFのGrapeに見られる少々の酸味っぽさ。
AFのGrapeのようなクラシックなWhite Grape系の香り:ふっくらした甘さのBlack Grape系の香り=3:2ぐらいだろうか。
Grape系の香りにややマッタリしたテイストがあり、商品名はWhite Grapeだが、UglyのGrapeのようなBlack Grape系に使われている香料が少し入っていると思う。
ただ、煙を吐き終えるときにAFのGrapeなどのクラシックなWhite Grape系に見られる酸味っぽさが少しあるため、やはり全体として見るとWhite Grape系らしい香り。
この酸味のようなテイストはAFのGrapeと比べると弱めで、また時間とともに徐々に薄れてもいく。そのため、Tangiersの強いベースの香りに押されて少し香りの輪郭がボヤけ気味にはなるものの、中盤からは香りに少し軽やかさが出てくる。
AB StraightのGrape Mintなどと同系統の最近のGrape系を、Tangiersで作り直したなという感じ。

煙について

煙の量と質はTangiersの平均。
それなりに甘さが強いのでノドに残る感じは少しあるが、煙の質に影響する程ではない。
タバコ的な重さはTangiers Noirの平均で重め。AFの2.0~2.2倍ぐらいの重さ。結構ズッシリくる。
香りの持ちはTangiersの平均かより少し短い。中盤あたりでクラシックなWhite Grape系に良く見られる酸味っぽさが薄れるため、香りの変化も少々ある。
個人的には中盤以降の方が香りに軽やかさがあって好きだったが、そのぶん香りの輪郭は少しボヤけ気味になるので、このへんは好みの問題。
安定感はTangiersの平均と言った感じで、まずまず。火が強いと酸味っぽさが強く出るので、やや弱めの方がフレーバーの特徴が出やすい。
香りの持ちが短めなのが少し気になるが、香りの変化も含めて考えれば個人的には一長一短だと思った。可もなく不可もなくといった煙。

(総評)73点

AB StraightのGrape MintやUglyのGrape Mintなどと同系統の、White Grape系とBlack Grape系のMix。
ただ、Tangiersの強いベースの香りが混じるため、やはりTangiersのフレーバーだぞ、という仕上がり。
個人的には、SBBのGolden GrapeやFSのWhite Grapeのような、軽やかなWhite Grape系を探しているのだが、それとは違った。
もっとも、Tangiersはベースの香りが強いため、そういった軽やかなWhite Grape系の香りではベースの香りに負けそうな気はする。
このベースの香りのおかげでナチュラルな風合いが出てはいるものの、主張が強く目立ちやすくもあるので、Tangiersが好きか否かで評価が分かれるだろう。
Tangiersのベースの香り込みで、AB StraightのGrape Mintなどの今どきっぽいWhite Grape系の香りを楽しみたいのであれば、試してみても良いだろう。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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