シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Tangiers Noir / Sevilla Orange(ベルガモットの香り、もしくは着香が強めのアールグレイの香り)

time 2017/08/19

Tangiers Noir / Sevilla Orange(ベルガモットの香り、もしくは着香が強めのアールグレイの香り)

香りについて

ベルガモットの香り、もしくは着香が強めのアールグレイの香り。
ベルガモットはイタリア原産の柑橘類で、生食はされず皮が精油にされる。この精油で着香された紅茶がアールグレイ。
他社のOrange系単体と比べると、やはり柑橘類の皮らしいビターな香りがずっと強く甘さも控えめで、精油のベルガモットっぽい。
また、Tangiersのベースの香りがベルガモットの香りの尾と混じり、どことなく紅茶っぽい香りが感じられる。ベースの香りが上手く活かされている。
そのため、他社のものよりベルガモットの香りが二回り強いEarl Grey系のような香り。ノドに残る甘さが無いのも非常に良い。
甘さが控えめでOrange系単体よりもビターさが強いため、全体に引き締まったテイスト。

煙について

煙の量と質はTangiersの平均。
Citrus系ではあるが、酸味は割と控えめであるためノドへの当たりはソフト。Tangiersらしい適度なウェットさも良い。
タバコ的な重さはTangiersの平均か、それより少し軽い。おおよそAFの2.0倍ぐらいの重さ。Nirvanaよりはマシだが、やっぱり重い。
香りの持ちはTangiersの平均か、それより少しだけ長い。香りの変化も少なく、時間とともに順当に薄れていく感じ。
安定感は良い。割と高温にも耐える印象で、火加減を強くしても香りが濃く出るだけで、焦げたり崩れたりはしにくい。
TFDのEarl Greyの扱いにくさを考えると、煙の質も含めかなり良く出来ている。

(総評)88点

個人的には別にそこまで好きな香りではないが、それでも美味しいと思う。
Tangiersのベースの香りが上手く活かされているのも良いと思った。良く出来ている。
ちなみに、ベルガモットはイタリア原産の柑橘類だが、商品名にはスペインのセビリアが入っている。このへんは謎。
ベルガモット単体の香りというのは他社には無いし、LavooのRussian TeaなどのEarl Grey系が人気なことを考えても、気に入る人は多いだろう。
ただ、Tangiers Noirはタバコ的に重いので、そのあたりがダメであれば、軽めのラインであるTangiers Birquqで買うと良いと思う。
LavooのRussian TeaTFDのEarl Greyが好きであれば、試す価値は極めて大きい。オススメ。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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