シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Nu Hookah / Orange(やや甘めのOrange系、中東の会社に見かける1つの典型)

time 2017/09/29

Nu Hookah / Orange(やや甘めのOrange系、中東の会社に見かける1つの典型)

香りについて

ナハラのMandarinを思い出させる、やや甘めのOrange系の香り。
火加減にもよるが、AFのOrangeと比べると酸味やビターさが少し控えめで、そのぶん丸みのある甘さが強い。クドさは無い。
シーシャのオレンジ然としているが、AFのOrangeなどのクラシックなものと比べると、少しハッサクなどの日本のミカンっぽい香りを感じる。
基本的には中東の会社っぽいOrange系の1つの典型なので、色々と試している人はどこかで吸ったことがある香りと感じると思うが、最近のフレーバーとしては割と珍しい気もする。
ちなみに、最近試した中だとTangiersのYunnan Shaddokも和ミカンのような香りのOrange系といった仕上がりだったが、あれはGrapefruit系に似たビターさが少しあったため、やはりこれとは異なる香り。
ナハラあたりの中東の会社っぽいOrange系で見かける1つの典型。Nu Hookahらしく基本に忠実な香り。

煙について

煙の量と質はNu Hookahの平均。
火加減にもよるが、ちゃんと調節すればノドへの当たりが無い程度に酸味のようなテイストを出せるので、まずまず優秀な煙の質。
タバコ的な重さはNu Hookahの平均。AFと同じか、それより少しだけ重い。FumariやSBやUglyあたりのウォッシュドと比べると、少し重い。
香りの持ちはNu Hookahの平均より少し長い。シンプルな香りなので、時間による香りの変化は非常に少ない。時間とともに順当に薄れるのみ。
安定感はNu Hookahの平均。気持ち弱めの火加減の方がフレーバーの特徴が出やすいと思うが、Kaloud Lotusであれば割と適当で大丈夫。
ノドに障りがちなCitrus系であることを考えれば、香りの持ちなども含め、まずまず優秀な煙。

(総評)78点

Nu Hookahらしく、基本に忠実で無難に良く出来ている。
いくつかのクラシックなOrange系は煙の質が少し粗かったりするが、そのあたりが上手く改善されている。
最近試したOrange系の中では、個人的にAF GoldenのOrangeの出来が非常に良いと思ったが、それに引けを取らない出来だと思う。AF GoldenのOrangeは少し火の調節が難しかったので、その点ではこちらが優れる。
もっとも、酸味やビターさが少しシッカリめのものを探しているのであれば、AF GoldenのOrangeを選ぶ方が良いだろう。
中東っぽいOrange系でソフトな甘さのものを探しているのであれば、これを試す価値は大きい。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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