シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Fumari / Sweet Mint(ややマッタリした甘さが強めのSpear Mint系、清涼感はシャープで強め)

time 2017/11/24

Fumari / Sweet Mint(ややマッタリした甘さが強めのSpear Mint系、清涼感はシャープで強め)

香りについて

ややマッタリした甘さが特徴のSpear Mint系で、清涼感はシャープで強め。
メインは少々のビターさのあるグリーンな香りで、Mint系やGum系と言うよりはSBのSpear MintTangiersのExperimintと似たSpear Mint系の香り。
AB StoutのGuminatiを薄めたような少しGum系に近い香りを感じるが、AFのGumのような独特の厚みのある人工的な感じの甘さは無いので、歯磨き粉っぽさは感じない。やはりSpear Mint系の香り。
商品名のとおり、他社のSpear Mint系や最近のMint系と比べて甘さが強いのが特徴で、穏やかな丸みのある甘さが感じられる。
清涼感は強め。最近のアメリカの会社のMint系といった感じで、キリッとしていて冷たくシャープ。AFのMintの1.3~1.4倍ぐらいだと思う。
Mint系としては少しマッタリした甘さが強いが、Spear Mint系の少々のビターさとグリーンな香りとシャープな清涼感に抑えられており、クドさを感じることや甘さがノドに残ることは無い。
ややマッタリした甘さだが、ビターさとグリーンな香りでクドさだけ上手く抑えてある。良く出来たSpear Mint系。

煙について

煙の量と質はFumariの平均。
清涼感がシャープでキリッとしているため、それによるノドへの当たりはあるが、基本的にはFumariの煙という感じ。
タバコ的な重さはFumariの平均で軽い。おおよそAFの1/2~2/3ぐらいの重さ。
香りの持ちはFumariの平均より少し長い。清涼感は時間とともに少しずつ薄れていくが、特徴である甘さとグリーンな香りの持ちは良い。
安定感はFumariの平均。火加減を強くすると相応して清涼感は強くなるが、AFやSBのスタンダードラインと比べると高温にも耐え、焦げたり崩れたりはしにくい。
シリコンボウルで作ると、Spear Mint系の香りと甘さが少し強く出る。陶器のPhunnel系で作ると清涼感がよりシャープに出て、Spear Mint系の香りと甘さは少し控えめになる。
個人的にはシリコンボウルで作る方がフレーバーの特徴がハッキリ出ると思うが、陶器のPhunnel系で作った場合の良さもある。このへんは好みの問題。
清涼感がシャープでキリッとしているため、Fumariとしては吸いごたえにボディがあって良い。楽しめる煙。

(総評)77点

良く出来たSpear Mint系だと思う。個人的にMint系が好きというのもあるが、非常に楽しめた。
AB StoutのStone MintやPureのFMLあたりから、アメリカの会社のMint系は清涼感に特化したものが多い。Fumariもこの流行に乗ってきたな、という感じ。
ただ、それらの多くはシャープで強い清涼感にダークリーフの香りだったり少々の何かビターなテイストだったりで、これのようにSpear Mint系の香りが入っているものは無かった。
そういった意味では少し他社と差別化されているし、ややマッタリめの甘さだがSpear Mint系の香りでクドさだけ上手く抑えられている点など、作り自体も変な捻りが無く普通に良い。
香りは異なるがNu HookahのStrong Mintが好きな人に良い気がする。気に入る人はかなり多いと思う。

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