シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Al Fakher / Mango(フィリピンマンゴーと思えば、再現度は割と高い)

time 2018/06/16

Al Fakher / Mango(フィリピンマンゴーと思えば、再現度は割と高い)

香りについて

マンゴーの外皮のワックスっぽい香りと少々の酸味が特徴のMango系。
宮崎マンゴーと言うよりは、少々の酸味とツンとしたテイストのあるフィリピンマンゴーのような香り。
メインはトロピカルフルーツっぽいマッタリした甘い香りと少々の酸味で、煙を吐き終えた後の余韻にマンゴーの皮にあるワックスっぽいが感じられる。
トロピカルフルーツっぽいマッタリした香りではあるが、少々の酸味とツンとしたテイストがあるため、香りには割とメリハリがある。
ワックスっぽい香りには少々のクセがあると思うが、他社のMango系も多かれ少なかれこの香りがするし、これがアクセントになって香りのメリハリが出ているようにも思う。
ちなみに、FantasiaのWild Mangoはマンゴーらしい香りを残しつつツンとした感じやワックスっぽさが控えめなので、これよりフラットで穏やかな仕上がり。
宮崎マンゴーではなくフィリピンマンゴーと思えば、再現度は割と高い。

煙について

煙の量はAFの平均。煙の質はAFの平均か、それよりわずかに良い。
マッタリした甘さのせいか、AFの平均よりもややウェットなモワッとした煙の質に感じる。香りとマッチした煙の質だと思う。
タバコ的な重さはAFの平均。SBやFumariより少し重い。だいたいAB Stoutと同じぐらいの重さ。
香りの持ちはAFの平均。香りの変化も少なく、時間とともに順当に薄れていく。
安定感はAFの平均に少し劣る。他のAFのフレーバーより、気持ち弱めの火加減で維持するのが無難。
ウェットで吸いやすいが、AFらしい満足感のある煙。

(総評)73点

Mango系の1つの典型だと思う。
他社の多くのMango系も、多かれ少なかれ外皮の部分のようなワックスっぽい香りとツンとしたテイストがあり、フィリピンマンゴーっぽい香りである。
これも同様で、いくらか他より酸味っぽさが強いものの、基本的には他社のMango系と似ている。もっとも、ミニマルな作りという点でAFらしいとは思う。
そのあたりを考えると、いくらか香りの抑揚に欠けるものの宮崎マンゴーに近い香りだったFantasiaのWild Mangoは、他社とは少し異なる仕上がりで良く出来ていた。個人的には、これよりもWild Mangoの方が好き。
ちなみに、FS CastroのMango LassiもCream系の香りとMango系の香りの相性が良く、マンゴーミルクシェイクでも通じそうな香りで個人的には良かったと思う。
Mango系の1つの典型。フィリピンマンゴーと思えば、再現度は割と高い。

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