シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

シーシャ・水タバコについてのブログ。フレーバーのレビュー 500種類以上、ボウルのレビュー、ボウルごとの作り方や炭の調節、テクニックなど。

Al Fakher / Plum(Peach系に近い香りで、微かな青臭さが特徴)

time 2018/06/17

Al Fakher / Plum(Peach系に近い香りで、微かな青臭さが特徴)

香りについて

Peach系に近い香りで、微かな青臭さが特徴。
メインは中東の会社にありそうなPeach系に近い香りで、スッとしたキレのあるアメリカの会社っぽいPeach系とは異なる。
また、煙を吐き終えるときに微かな青臭さが感じられるのが特徴で、プラムの可食部のタネに近い部分の香りと言われれば、割とそれで納得いく香り。
このテイストはナハラやGLのStrawberryに見られた青臭さと少し似ている。これのおかげで香りにメリハリが出ており、中東のPeach系より全体に少しサッパリとしている。
そのため、Peach系に近い香りがメインではあるが、良い意味で抑揚の無い甘さだったAFのPeachとはやはり似て非なる香り。
AFのPeachFumariのWhite Peachを混ぜて、クラシックなStrawberry系に見られる青臭さを少しだけ加えたような香りだろうか。クセは無い。
ちなみに、確かに実物のプラムから桃に似た香りがすることがあるので、割と納得いく。ただ、実物のプラムは少し酸味もあるが、これに関しては酸味はほとんど無い。
強いて言うなら、酸味の少ない甘いプラムをタネの近くまで囓ったような香りだろうか。それなりの再現度。

煙について

煙の量はAFの平均。煙の質はAFの平均か、それより少し良い。
マッタリめの甘い香りがメインだが、甘さがノドに残ってイガイガするようなことは無い。
タバコ的な重さはAFの平均。SBやFumariより少し重い。だいたいAB Stoutと同じぐらいの重さ。
香りの持ちはAFの平均。中盤を過ぎたあたりで甘い香りと青臭さのバランスが少し変わるので、時間による香りの変化は少々。
安定感はAFの平均。あまり火加減が強すぎると、焦げて変な酸味が出るが、Kaloud Lotusを使っているのであれば火の調節で苦労することは少ないと思う。
時間による香りの変化が少し気になるが、他は平均的なAFの煙。程よいソリッドさで吸いごたえが良い。

(総評)78点

メインはPeach系に近いマッタリした甘い香りだが、微かな青臭さによる少しのアクセントで、クドく感じにくくてよかった。
ところで、Peach系とPlum系とApricot系は、どれも割と近い位置にいる香りだと個人的には思っている。
一応、Peach系はPeach系として、Apricot系はどの会社もフローラルな香りが少し入っているものが多いという特徴がある。
ただ、Plum系は酸味が強いものやCherry系やアマレットのような香りが入っているものなど、会社によって大きく香りが違うため、一括りに特徴を言いにくい。
これに関しては、微かな青臭さによるサッパリしたアクセントが少々あるPeach系といったところか。クセは無い。
中東の会社にありそうなPeach系で、クドすぎない甘さのものを探しているのであれば、試す価値はある。

down

コメントする




ボウルごとの作り方や火の調節



カテゴリー

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930