シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Azure Black / Blueberry Muffin(火の調節や作り方に少しコツがあるが、焼き菓子っぽい香りが強く、香り自体の出来は非常に良い)

time 2018/08/03

Azure Black / Blueberry Muffin(火の調節や作り方に少しコツがあるが、焼き菓子っぽい香りが強く、香り自体の出来は非常に良い)

香りについて

確かにブルーベリーマフィンで納得の香り。ただ、火の調節が少し難しい。
Blueberry系の香りは、どちらかと言うとAzBのBerrymaniaと似た、キャンディやジャムっぽいマッタリめの甘い香り。
Carifornia Blueのような最近の中東の会社によく見られるBlueberry系ではなく、1世代ほど前のアメリカっぽいBlueberry系の1つの優秀な典型という感じ。
焼き菓子っぽい香りは、麦とバターとベーキングパウダーを焼いたような、ふっくらした甘さ。AzBのLemon MuffinCherry Muffinと同様、FumariのBlueberry Muffinより濃いめでハッキリしている。
ただ、弱めの火加減で維持しないとBlueberry系の香りの尾と焼き菓子っぽい香りが被って混然一体となり、AzBのLemon MuffinやCherry Muffinよりも焼き菓子っぽい香りが分かりにくくなる。
これに関しては、Cherry系やLemon系の香りの方がBlueberry系よりも焼き菓子っぽい香りとずっと遠いところにあるため、適当に調節してても個々として感じられやすかったのだろうと思う。
下記のように作り方と火加減に少しコツがあるが、そこさえ押さえればFumariのBlueberry Miffinよりも焼き菓子っぽい香りがずっと濃く出るので、やはり香り自体の出来は良い。

煙について

煙の量と質はAzBの平均。
SBVほどでは無いが、それなりにウェットさのある煙なので、焼き菓子っぽい香りとの相性が良い。
タバコ的な重さはAzBの平均。TFDと同じか、それより少し重いぐらい。おおよそAFの1.5~1.6倍ぐらいの重さ。
香りの持ちはAzBの平均。下記のように、気持ち少なめにフレーバーを詰める方が特徴である焼き菓子っぽい香りを出しやすいので、それも含めて考えるとフレーバーの量の割には持ちが良いと言える。
中盤あたりから焼き菓子っぽい香りが前に出てくるので、時間による香りの変化は少々。フレーバーの特徴が分かりやすくなるので、悪くない香りの変化。
安定感はAzBの平均に劣る。弱めの火加減で維持し、フレーバーを気持ち少なめフンワリめに詰めることで煙の量をカバーするようにすると、上手くいくと思う。
また、シリコンボウルや底の深い陶器のPhunnel系で作る方が、焼き菓子っぽい香りを出しやすい。中のフレーバーをひっくり返す作業の回数も少し抑えた方が無難。
上手くやれば、焼き菓子っぽい香り:Blueberry系=6:4ぐらいまで出せると思う。Blueberry系の酸味を感じる場合は、フレーバーが多すぎるか火が強すぎる可能性が高い。
十分にフレーバーの特徴が出る火加減や作り方の見極めに少々の難があるが、慣れればどうとでもなるレベル。他はAzBの平均。

(総評)84点

FumariのBlueberry Muffinよりも特徴である焼き菓子っぽい香りが分かりやすく、非常に楽しめた。
火加減や作り方に少しコツがあったので、それを掴むのに手こずった。扱いづらさは否めないものの、それを差し引いても香り自体の出来は非常に良いと思った。
AzBのLemon MuffinCherry Muffinもそうだったが、他社の焼き菓子っぽい商品名がついているフレーバーより、明らかに焼き菓子っぽい香りが感じられやすい。
FumariのBlueberry Muffinも火の調節に多少の難があるのはこれと同じなので、それなら上手くやれば特徴がよりハッキリ出るこちらの方が良いと思う。
FumariのBlueberry Muffinが好きであれば、試す価値は極めて大きい。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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