シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Al Fakher Fusion / Wanasa(今どきっぽいPeach系の香りの背後に、何かマッタリした香ばしさが少々)

time 2019/03/08

Al Fakher Fusion / Wanasa(今どきっぽいPeach系の香りの背後に、何かマッタリした香ばしさが少々)

香りについて

ややアメリカの会社っぽいPeach系をメインに、背後に何かマッタリした香ばしい香りが少々。
公式の説明には、トロピカルフルーツをベースにローストナッツのアンダートーンと書いてある。
Peach系の香りは、割とアメリカの会社っぽい感じで、微かにツンとした感じがある。AFのPeachのような抑揚の無い甘さのPeach系とは異なる。
強いて言うなら、ピーチ味のタブレット菓子のような香りだろうか。SBのPeach系やTFDのVentura Peachほどでは無いが、やや人工的と言うかお菓子っぽい。
Peach系の香りに押され気味でやや分かりにくいが、煙を吐き終えるときに、何かマッタリした香ばしい香りが感じられる。ローストしたクルミをよく噛んだときような香り、あるいはバタースコッチキャンディのような香りだろうか。
強いて言うなら、AFSEのRich Cremeを薄めたような香り、あるいはTFDのSpumoniの一部に使われていた香り、Muffin系の焼き菓子っぽい香りの部分、このあたりがそれに近いと思う。
もしかしたら、少々のCream系のテイストも入っているかもしれないが、このへんは上記の香りの一部な気がする。
今どきっぽいPeach系の背後にナッツやバターのようなマッタリした香ばしい香り。

煙について

煙の量はAFの平均。煙の質はAFの平均か、それよりわずかに良い。
いくらかCream系に近いテイストがあるからか、甘さが強い割にそれがノドに残ってイガイガしたりしない。
タバコ的な重さはAFの平均。SBやFumariよりは少し重いが、多くの人にとって負担になるような重さではない。
香りの持ちはAFの平均か、それよりわずかに長い。時間が経つとPeach系が薄れて、相対的にナッツやバターっぽい香りが前に出てくるので、時間による香りの変化はそれなり。
安定感はAFの平均か、それに少し劣る。火が強すぎるとPeach系の香りが強く出すぎて特徴が分からなくなる。
ちなみに、シリコンボウルよりも陶器のPhunnel系で作る方が、特徴であるナッツっぽい香りが出やすいと思った。
陶器のPhunnel系で気持ち弱めの火加減で維持する必要があるが、他は特に問題ない。

(総評)76点

画像はWanasaだが、英語圏ではBlack Widowという商品名で売られている。
ナッツやバターのようなマッタリした香ばしい香りが珍しく、他社には無い面白いMixだと思った。
ただ、少し慣れないと分かりにくかったり、陶器のPhunnel系で作らないと特徴が出づらかったりはする。
自分も最初の何回かはPeach系の主張の強さに全体の印象を引っ張られて、レビューを書くのに苦戦した。
AB KFCのPeaches & Creamが好きでそれより香ばしいもの、SBのEgyptian PharosSBVのGinkcoが好きでそれよりクセの無いものを探しているのであれば、試す価値はある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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