シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

シーシャ・水タバコについてのブログ。フレーバーのレビュー 500種類以上、ボウルのレビュー、ボウルごとの作り方や炭の調節、テクニックなど。

Nirvana Eclipseのザックリした特徴について

6種類ほどNirvana Eclipseのフレーバーを試したので、ザックリした特徴について書こうと思う。
まだ個々のレビューは書けていないので、出来上がり次第アップする。

Nirvana Eclipseの概要

公式HPが見つからず、詳しいことが分からない。
とりあえず、Nirvanaが既存のスタンダードラインとは別にリリースしたシリーズ。これと同時にOthmaniというシリーズもリリースされた
見た目から推察するに、Dokhaという細かく刻んだタバコ葉にハーブやスパイスを混ぜた中東のタバコを、シロップに漬けてシーシャにしたものかもしれない。
ただ、パッケージにはダークリーフと書いてあるし、ベースの香りにハーブやスパイスは感じないので、ちょっと何だか良く分からない。個人的には普通にダークリーフだと思う
ちなみに、Nirvanaのスタンダードラインは約3年前にマイナーチェンジしており、Eclipseのような黒く細かい葉から無着色の黄色いウォッシュドになり、タバコ的にもかなり軽くなった。
これは黒く細かい葉で、マイナーチェンジする前のNirvanaと同じような見た目。個人的には、ダークリーフが定着したのを見て昔のNirvanaが戻ってきたな、という感じ。

パッケージ

Fumariの100gのようなパッケージの中に、さらに2重になったビニール袋に入っている。
色々とクシャクシャなNirvanaのスタンダードラインのパッケージと比べると、かなりシッカリしている。

シロップの量とカット

シロップの量はそれなりか、やや多めぐらい。AFよりは多いが、SBVやFumariよりは少ない。色は黒。
カットは非常に細かい。Tangiers Noirより少し細かく、Lavooの白ボトルより少し大きいぐらい。

左から、最近のNirvanaのスタンダードライン、Eclipse、Al Fakher 50gパッケージの順。

煙の質や量

スムーズだが過度なウェットさは無く、TFDやLavooの白ボトルと似た煙の質
AFやSBのスタンダードラインよりウェットが強いが、SBVやAzBよりはモッタリした感じが控えめでキレが良い。
クドくなりすぎない調度良いウェットさ。最近の流行に良く乗った煙だと思う。

タバコ的な重さ

TFDと同じか、それより少し軽いぐらい。SBVより少し重いが、AzBやTangiers Noirよりは軽い
マイナーチェンジする前のNirvanaの異様な重さを考えると、今回は常識的だな、と思った。

安定感や香りの持ち

ダークリーフのフレーバーはウォッシュドのものよりも安定感があるものが多く、これも同様。
SBVやLavoo Heritageあたりの安定感が抜群なフレーバーほどでは無いが、そこそこ高温にも耐えるものが多い印象で、割と扱いやすい
また、パッケージの底の方を取ってきて作り、シロップが多めになってしまっても、少し表面を荒めに盛り直したりすることで割と容易にリカバリーできた。Fumariよりは、煙は出るのに香りが出ない状態に陥りにくいと思う
SBやAFやFumariを問題なく作れるのであれば、難しいと感じることは無いと思う。

ベースの香り

ベースの香りは強くない。TFDと似ている
湿った落ち葉のような有機的な香りが、背後に微かに感じられる程度。TangiersやAB KFCやSB Serpentのような、強いダークリーフの主張はない。
ただ、これによって何となく全体のケミカルさが抑えられている感はあるので、一定の仕事はしている。

フレーバーの傾向

ケミカルな着香の多かったNirvanaのスタンダードラインよりも、グッと落ち着いている
Cherry系なんかはアメリカの会社っぽいツンとした感じが強かったりはしたが、ピーチや洋ナシの香りなどはケミカルさが抑えられており再現度も高かった。
また、パッケージなどを見るとMixされたフレーバーが大半だが、吸ってみるとメインの香りが8割を占めていて焦点がハッキリしたものが多く、普通に単体とも思える香りが多い
なんとなくだが、StarBuzzがStarBuzz Vintageを出した際に、やや悪い意味でのこれまでのStarBuzzらしさが無くなって、グッとシックになったときの変化を思い出した。
強いて言うなら、SB Serpentのような着香のタイプでMixのチョイスを王道に寄せ、ダークリーフの香りを抑えた感じだろうか。
Nirvanaのスタンダードラインよりも、ずっとシックかつ高水準にまとまっている。

もっとも、まだ6種類しか試していないので、このあたりはあとで書き換える可能性がある。

個人的な感想

まだ6種類しか試していないので他が外れの可能性はあるが、とりあえず2~3種類は当たりがあった。
ケミカルさが控えめな落ち着いた着香ながら、Pear系があったりBlueberry系とHoney系のMixがあったりと、珍しいところも攻めている
他社のものも含め、ダークリーフのフレーバーはMixになっているものが多めだが、Eclipseに関しては普通に単体と思って使えるようなフレーバーが多く、その点も価値があると思った。
Nirvanaのスタンダードラインがケミカルでドギツイ着香だったので警戒していたが、実際はSB Serpentを少しシンプルにして王道に寄せた感じの作りで、かなり良い意味で裏切られた。
SB SerpentやTFDが好きなら、気に入る可能性が高い。個人的には結構良く出来ていると思う。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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