シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Nu Hookah / Vanilla(きわめて基本に忠実なシーシャのVanilla系)

time 2019/08/23

Nu Hookah / Vanilla(きわめて基本に忠実なシーシャのVanilla系)

香りについて

わずかにCream系っぽいマッタリしたテイストがあるVanilla系。
メインの香りは、バニラアイスから甘さを少し抜いたような香りで、他社のVanilla系単体で良く見かける香り。
割とクラシックなVanilla系だと思うが、AFのVanillaと比べると、ベースの香りによるモワッとした感じが少なく、よりバニラっぽい香りの輪郭がハッキリしている。
SBVのDark Vanillaのような、Cream系っぽいテイストや甘さが非常に強く全体に濃い口だったVanilla系とは異なる香り。また、ナハラのVanillaのようなタバコっぽい香りは無い。
Cream系に似たテイストが少々ある割に、輪郭がボヤけていない点で、AB StraightのVanillaに近いと思った。地味に良く出来ている。
他社のVanilla系と比べて目立った特徴があるわけでは無いが、AFのVanillaと比べると香りの輪郭がハッキリしていて良い。
基本に忠実なシーシャのVanilla系が、0.5回りほどリファインされている。

煙について

煙の量はNu Hookahの平均か、それに少し劣る。煙の質はNu Hookahの平均。
下記のように、弱めの火加減で維持する必要があり、他のNu Hookahのフレーバーと比べて煙の量と香りの出方を両立するのが難しい。もっとも、このあたりは他社のVanilla系と同じなので、仕方ない気はする。
タバコ的な重さはNu Hookahの平均。おおよそAFと同じか、それより少し重い程度。負担になるような重さは無い。
香りの持ちはNu Hookahの平均より少し長い。弱めの火加減で維持する必要があるのも影響していると思う。シンプルな香りなので、時間による香りの変化は少ない。
安定感はNu Hookahの平均に少し劣る。Vanilla系は高温に弱いものが多いが、これも同様。強めの火加減だと変な酸味が出て崩れるので、弱めの火加減で始めて様子を見るのが無難。
個人的には陶器のPhuunel系の方がキレのよい煙の質になり、Vanilla系の甘い香りがシリコンで作った場合のモワッとした甘さに邪魔されなくて良いと思った。また、シリコンボウルよりも陶器のPhuunel系で作る方が、香りの出と煙の量を両立しやすく、火の調節が楽だった。
個人的には陶器のPhuunel系で作ることをオススメする。
よくあるVanilla系の煙と言ったところ。他社のVanilla系と同様、やや火の調節が難しい。

(総評)77点

目新しさは無いが、Vanilla系の基本にきわめて忠実で、無難ではあるが高水準にまとまっていると思う。
安定感の無さは他社のVanilla系と同様なものの、AFのVanillaあたりと比べると、バニラの香りの輪郭がハッキリしていて良い。
Vanilla系が好きで単体で吸う人であれば、AFのVanillaより香りの輪郭がハッキリしている点で、気に入る可能性が高いと思う。
Mixに使う前提であれば、SBVのDark Vanillaの方が全体に濃い口でMixしても主張が残るので使いやすい気がする。
あと、上でも書いたが、香りの出や火の調節の面などから、個人的には陶器のPhuunel系で作ることをオススメする。
AFのVanillaより香りの輪郭がハッキリしたもの、AB StraightのVanillaより煙の質が少しソリッドなものを探しているのであれば、試す価値はある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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