シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Tangiers Noir / French Jelly(おそらくセロリの香りだが、ベースの香りに負けている)

time 2019/10/16

Tangiers Noir / French Jelly(おそらくセロリの香りだが、ベースの香りに負けている)

香りについて

おそらく薄っすらしたセロリの香り。あるいは、セロリの香りと何かのMix。
煙を吐いてる最中は、微かにツンとした爽やかさな青臭さのある香草系っぽい香り。煙を吐いたあとの余韻には、非常に微かだがセロリの香りを感じる。
ただ、全体にかなりTangiersのベースの香りに押され気味で、フレーバー自体の香りが何だか非常に分かりにくい。8割はベースの香りという感じ。
生の状態で嗅ぐとサッパリした甘い香りの背後にセロリの香りが割とハッキリ感じられたが、実際に作ってみると薄くて全然だった。
Tangiersはベースの香りが強いため、やや薄味めでサッパリしたフルーツ系をテーマにしたフレーバーなどは、どれもベースの香りに押され気味でフレーバー自体の香りが何だか分かりにくい。これも同じパターン。
全体として見ると、Tangiersのベースの香りがメインで、薄味めでサッパリした香草系の香りと微かな甘さが少々という感じか。
個人的には、Tangiersの残念な出来の典型という印象。

煙について

煙の量と質はTangiersの平均。
最初の数口のみノドに触る煙の質だが、すぐに落ち着く。過度なウェットさが無く、タバコ的な重さも手伝って、香りはともかく吸いごたえはある。
タバコ的な重さはTangiers Noirの平均で重い。おおよそAFの2.0~2.2倍ぐらいの重さ。
香りの持ちはTangiersの平均より短い。ベースの香り以外の部分が薄味だからか、薄れ始めたと感じるのが早い。
序盤の終わりで、煙を吐いている最中にもセロリらしい香りが感じられるタイミングが少しだけあるが、それを過ぎるとTangiersのベースの香りと少々のサッパリした甘さのみになる。時間による香りの変化は大きい。
なお、シリコンボウルで作っても陶器のPhunnel系で作っても、香りの出方に大きな違いは無く、何だか良く分からない。
安定感はTangiersの平均。Kaloud Lotusを使っているのであれば、火の調節で苦労することは少ないだろう。
最初の数口のみノドに触る煙の質で、香りの持ちも悪い。イマイチな煙。

(総評)51点

全体にベースの香りに押され気味で、何の香りか分かりにくくイマイチだった。
生の状態で嗅いだ時のセロリの香りを、もっと思い切り濃くしてくれたら面白かったのに、と思った。
一応、序盤の終わりでセロリの香りを感じるタイミングはあったものの、それでも薄くて何だか分かりにくい。
フレーバー自体の香りがTangiersのベースの香りに負けていて、TangiersのKiwiやPearあたりと同じく、Tangiersの残念な出来の典型という感じ。
セロリの香りのフレーバーは他社に無いのでその点は面白いが、いかんせん何だか分かりにくい。
TangiersのKiwiPearあたりのTangiersのベースの香りがメインのフレーバーが好きならば、良いのかもしれない。あまりオススメはしない。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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