シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Al Fakher Special Edition / 5(Pineapple系:Orange系=3:1ぐらいのMixに、微かな清涼感)

time 2020/01/12

Al Fakher Special Edition / 5(Pineapple系:Orange系=3:1ぐらいのMixに、微かな清涼感)

香りについて

Pineapple系:Orange系=3:1ぐらいのMixに、微かな清涼感。
パイナップルの濃縮還元ジュースのような、少々の酸味があるPineapple系の香りがメイン。Nu HookahのPineappleと似ている。
アメリカの会社の後発のPineapple系に多く見られる香り。AFのPineappleより香りの輪郭がハッキリしていて分かりやすく、SBのBlue SurferTropicoolよりパイン飴のような駄菓子っぽさが控えめ。
煙を吐き終えるときにオレンジの皮の部分のような少しビターさのある香りが微かに感じられる。Mixになって薄まっており、どういうOrange系か細部までは分からない。
もっとも、Orange系の香りは微かなアクセント程度なので、人によってはPineapple系の酸味の一部と感じると思う。
清涼感は非常に微かで、煙を吸うときにノドの奥がほんの少しスッとする程度。AFのMintのようなグリーンな香りは無い。
少々の酸味のあるPineapple系をメインに、後味が清涼感とOrange系の微かにビターな香りで引き締められている。

煙について

煙の量はAFSEの平均。煙の質はAFSEの平均より少し良い。
煙を吸うときにノドの奥で微かに清涼感が感じられるため、それによりスッとしてスムーズなノド越しになっている。
タバコ的な重さはAFSEの平均で、AFと同じぐらい。多くの人にとって負担にならない重さだと思う。
香りの持ちはAFSEの平均。清涼感が先にピークアウトするので、時間による香りの変化は少々。清涼感が薄れてからの香りの変化は少ない。
火の調節は容易。シリコンボウルとKaloud Lotusの組み合わせであれば、適当に調節していても焦げることは無い。強めの火加減にするとOrange系が少し強く出て分かりやすくなる。
陶器のPhunnel系で作る方が、Orange系の香りや微かな清涼感が少し分かりやすく出る。Pineapple系に寄せて吸いたいならシリコンボウル、Orange系の香りなどの細部を楽しみたいなら陶器のPhunnel系で作ると良いだろう。
ボウルや火加減によって香りの出方に違いがあり、調節の幅があって良い。煙の質もまずまず。

(総評)78点

目新しさは無いが、Pineapple系の香りが無難かつ高水準に出来ていて良かった。
シリコンボウルで作ると少し分かりにくいが、後味がOrange系のビターなテイストで引き締められていたのも面白い。
TFDのPineappleSBのPineappleなど、いくつかのPineapple系は煙の質に大きな問題があったが、そういったことが無いのも良かった。
ボウルによって香りの出方に少し違いがあるので、Pineapple系に寄せて吸いたいならシリコンボウル、Orange系の香りなどの細部を楽しみたいなら陶器のPhunnel系で作ると良いだろう。
AB StraightのPineappleNu HookahのPineappleが好きならば、試す価値は大きい。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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