シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Fumari / Sour Cherry(ドッシリめのシックな香りに少々の酸味、他社には珍しい仕上がりのCherry系)

time 2020/02/18

Fumari / Sour Cherry(ドッシリめのシックな香りに少々の酸味、他社には珍しい仕上がりのCherry系)

香りについて

ドッシリめのシックな香りと少々の酸味がある、他社には珍しい仕上がりのCherry系。
Fumariのベースの香りを何倍にも濃くしたような、具体的に何のフルーツかは分からないが漠然とフルーツ系っぽい香りが強めなのが特徴。
Cherry系の香りの部分はAFのCherryと少し似ており、ケミカルなツンとした感じが非常に控えめで微かな酸味がある。AFのCherryより香りの輪郭がハッキリしているが、他社のCherry系より穏やか。
何となくボンヤリと果物っぽい香りが強く、他社の多くのCherry系に見られるツンとしたテイストが少ないため、上記の香りと相まってCherry系としてはクセが控えめ。
もっとも、そのぶん他社のCherry系より香りの輪郭が少しボヤけ気味。ただ、煙を吐いた後の余韻などはハッキリとCherry系のそれなので、Cherry系であることは普通に分かる。
何となくボンヤリと果物っぽい香りのおかげで、他社のCherry系には無いシックなコクが感じられるのが面白い。個人的には、ダークチェリーやブラックチェリーみたいな商品名でも通じそうな香りだと思った。
よく熟れた赤黒い大粒のアメリカンチェリーをイメージした香りと言われたら、割とそれでも納得がいく。

煙について

煙の量と質はFumariの平均。
Fumariらしいウェットなモワッとした煙で、ややシックなドッシリした香りとの相性も良く、吸いごたえには満足感がある。
タバコ的な重さはFumariの平均で軽い。おおよそAFの2/3ぐらいの重さ。
香りの持ちはFumariの平均。微かな酸味が少し先にピークアウトするので、時間による香りの変化は少々ある。気になるほどでは無い。
安定感はFumariの平均。火を強くすると酸味が強めに出たりはするが、焦げたり崩れたりはしにくい。
ちなみに、シリコンボウルで作る方が酸味が分かりやすく出て、陶器のPhunnel系で作る方がCherry系のツンとした感じが少し強く出る。
分かりにくい微妙な差ではあるが、個人的にはシリコンボウルで作る方が、商品名がシックリくる香りだと思った。
平均的なFumariの煙。

(総評)72点

個人的にCherry系があまり好きでないので何とも言えないが、他社には珍しい面白い出来だとは思った。
具体的に何のフルーツかは分からないが漠然とフルーツ系っぽい香りが強めで、それによりシックなコクのような感じが出ているのが面白い。
他社のCherry系より少し香りの輪郭がボヤけ気味ではあるものの、それでいてCherry系であることはハッキリ分かるので、バランスは良いのだろう。
他社のCherry系は割と似たり寄ったりなものが多く、ツンとしたテイストの強弱が主な違いみたいな部分があるが、それらとはまずまずの差別化ができている。
もっともそれを考えると、Cherry系単体と言えるかは微妙なものの、梅ガムっぽい香りだったTFDのCherry Plumの方が、より新しい香りだったとは思う。
ツンとした感じが控えめで、穏やかながらコクのある甘さのCherry系を探しているのであれば、試す価値はある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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