シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Trifecta Blonde / BDS(最近のアメリカの会社によくあるPeach系の1つの典型)

time 2020/08/28

Trifecta Blonde / BDS(最近のアメリカの会社によくあるPeach系の1つの典型)

香りについて

最近のアメリカの会社によくあるPeach系といった香り。
パッケージには桃の他にメロンの絵もあしらわれているが、個人的にはMelon系の香りは感じられず、Peach系単体だと思った。
イメージ的には、甘めのピーチ味のタブレット菓子をまとめて何粒も口に入れてボリボリと噛んだ時のような香りだろうか。
SBBのPeach系やTFDのVentura Peachに見られたスッとしたキレ感が微かにあるが、モワッとした煙の質に隠れており、悪目立ちはしていない。
このテイストにより、いくらかケミカルさというかワザとらしさが出てはいるものの、そのぶんAFのPeachなどと比べると香りの輪郭がずっとハッキリしている。
SBのPeach系よりマッタリした甘さが少し強いため、アメリカの会社のPeach系と中東のPeach系の中間ややアメリカ寄りといった感じ。なお、下でも書いたが、陶器のPhunnel系で作ると甘さが少し控えめになり香りの輪郭がハッキリする。
ちなみに、最近試したPeach系ではNirvana EclipseのLynxの出来が非常に良く、桃の入った箱を開けたときのような香りで妙に再現度が高かった。それと比べると、まぁ他のアメリカの会社のPeach系にありそうな香りだな、という印象。
とは言え、変な工夫に逃げたりなどはしておらず、SBのPeach系よりケミカルさが控えめながら、香りの輪郭はハッキリしている。
アメリカの会社らしいPeach系として無難に良く出来ていると思った。

煙について

煙の量と質はTFBの平均。
TFBらしいモワッとした煙の質でボリューム感がある。甘さは強めだがノドに残ってイガイガしたりはしない。
タバコ的な重さはTFBの平均。AFと同じか、それよりわずかに重いぐらい。
香りの持ちはTFBの平均。時間による香りの変化も少ない。時間とともに順当に薄れていく。
安定感はTFBの平均。Kaloud Lotusを使っているのであれば、火の調節で苦労することは少ないだろう。割と適当で大丈夫だった。
シリコンボウルで作ると煙の質がモワッとなり、グリセリンっぽい甘さが目立って少しクドいと感じた。陶器のPhunnel系の方が香りの輪郭がハッキリして、グリセリンっぽいモッタリした甘さも控えめになる。個人的には、陶器のPhunnel系で作る方が好みだった。
ボウルによって香りの出方がやや変わるが、その他は平均的なTFBの煙と言ったところ。

(総評)77点

最近のアメリカの会社によくあるPeach系の1つの典型といった感じ。
色々とPeach系を試している人は、どこかで試したことのある香りという感じで、少し退屈に感じるかもしれない。そうでなければ、アメリカの会社のPeach系としてソツなく出来ているので、入り口には普通に良いと思う。
また、ボウルによって印象が割と変わる点が面白かった。個人的には陶器のPhunnel系で作る方が好みだったが、シリコンボウルで作る場合もMixでの用途はありそうだと思った。
ややマッタリした甘さが強く、香りの輪郭がハッキリしたPeach系。目新しさこそ無いが、アメリカの会社らしいPeach系として無難に良く出来ている。
Nu HookahのPeach360 CosmicのHabibiが好きならば、試す価値はある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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