2024/04/18
香りについて
Cream系のテイストのある甘めのCoffee系に、ごく微かなSpice系のアクセント。
メインはCream系っぽい甘さのあるCoffee系で、ちょっとビターさが強めのミルクコーヒー味のキャンディと言った香り。
この手のCream系っぽいテイストが入ったものは、後発のアメリカの会社のCoffee系によくあるパターンで、SBVのColombian SpiceやTFDのMorning GloryやAzBのBarista’s Choiceなどと同じ作り。ただし、それらよりも全体に少し薄味かつ甘さが控えめでクドさを感じにくい。
ちなみに、ナハラやAFのCappuccinoなどのクラシックなCoffee系はドライで豆を焦がしたようなビターさが強いので、それらよりずっと吸いやすいと思う。
そこに、何やらSpice系っぽい香りが微かに混じる。おそらくはCinnamon系とClove系のMixだと思うが、全体にCoffee系が支配的なので、どういったSpice系の香りなのか細部は少し自信が無い。微かなアクセントといった程度。
全体に少し薄味めで甘さが控えめなCoffee系。そこに何やらSpice系っぽい香りが加わり、Coffee系としてはクドさが控えめでライトな仕上がり。
煙について
煙の量と質はTFBの平均。
TFBらしいモワッとしたウェットさの強い煙。いくつかのCoffee系は煙の質がドライだったりするが、そういったことは無い。
タバコ的な重さはTFBの平均。AFと同じか、それよりわずかに重いぐらい。
香りの持ちはTFBの平均。時間による香りの変化も少ない。時間とともに順当に薄れていく。
安定感はTFBの平均。Kaloud Lotusを使っているのであれば、火の調節で苦労することは少ないだろう。割と適当で大丈夫だった。
陶器のPhunnel系で作る方が、煙や香りのキレが少し良い。香りの出方が大きく変わるということは無く、シリコンボウルで作った場合と陶器のPhunnel系で作った場合の差という感じ。
平均的なTFBの煙といったところ。可もなく不可もない。
(総評)66点
個人的にCoffee系があまり好きでないので、点数は不当に低いと思う。あまり見たことが無いが、Coffee系が好きな人ならもう少し高得点になるだろう。
ただ、店での消費ペースを見るに、Coffee系が好きな人は基本的には多くない印象。Coffee系は主張が強くMixに使いづらいなどの理由もあるとは思う。
一応、他のアメリカの会社の後発のCoffee系と比べると、マッタリしたCream系のテイストや甘さが控えめで、全体にライトな仕上がり。その点ではクドさが控えめで飽きにくく、いくらか万人受けしそうだとは思う。
SBVのColombian SpiceやTFDのMorning GloryやAzBのBarista’s ChoiceあたりのCoffee系が好きで、よりライトでクドさが控えめのものを探しているなら、試す価値はある。