シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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MALAKI / Mint(AFのMintに見られた微妙なエグさを除き、よりクリアで爽やかにしたような香り)

time 2021/02/03

MALAKI / Mint(AFのMintに見られた微妙なエグさを除き、よりクリアで爽やかにしたような香り)

香りについて

AFのMintと似た、グリーンな香りが感じられるMint系。
中東の会社のMint系らしく、香りのよい草をつぶしたような、爽やかでグリーンな香りがあるのが特徴。
これはAFのMintにも見られた香りだが、それよりもエグみや苦みが控えめで、よりスッキリとしたクリアな仕上がりになっている。
微かな甘さがあるが、AFのMintと同程度で割と控えめ。いくつかのアメリカの会社のMint系に見られる、ややもすると強すぎる甘さなどは無い。
清涼感にはどことなくマットな感じがあり、強さも性質もAFのMintと似ている。TFBのTwice the Ice XTFDのDeath by Iceのような、最近のアメリカの会社のMint系によくあるシャープで強烈な清涼感とは異なる。
グリーンな香りの特徴は残しつつ、いくらか好みの分かれそうであったエグさのみが控えめになったAFのMintといった作り。爽やかなグリーンな香りと微かな甘さが良い。
定番のAFのMintの細部が練り直されて、よりクセが無く爽やかに仕上がっている。

煙について

煙の量と質はMALAKIの平均。
TFBをはじめとするアメリカの会社によくあるグリセリンっぽさの目立つ煙の質ではなく、中東の会社らしいソリッドで満足感のある煙の質。清涼感のおかげでノド越しは良い。
タバコ的な重さはMALAKIの平均。AFと同じか、それよりわずかに重いぐらい。
香りの持ちはMALAKIの平均。時間による香りの変化も少ない。時間とともに順当に薄れていく。
安定感はMALAKIの平均。Kaloud Lotusを使っているのであれば、火の調節で苦労することは少ないと思う。AFのMintより火の調節は楽だと思った。
ボウルによる香りの出方にそこまで大きな違いは無い。ただ、シリコンボウルよりも陶器のPhunnel系で作る方が、よりクリアで爽やかに香りが出るとは思った。
ノド越しはスムーズだが、中東の会社らしいソリッドな煙で満足感がある。

(総評)92点

AFのMintに見られた微妙なエグさを除き、よりクリアで爽やかにしたような香り。
個人的にAFのMintが好きなので、かなり楽しめた。AFのMintよりこちらの方がより万人受けすると思う。
自分は一時期AFのMintばかり吸っていたぐらいAFのMintが好きだが、入手性が良ければAFよりこちらを選ぶかもしれない。
AFを下敷きにしつつ、今になって見ると少し目立つAFの細部の粗さを修正したような作りで、非常にMALAKIらしいと思った。
ただ、単体で細部を楽しむ用の作りだな、という印象。Mixにすると特徴である細部の作り込みは分からなくなりそうな気がする。
AF GoldenのMintNu HookahのOrganic Mintあたりが好きならば、試す価値は非常に大きい。美味しい。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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