シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Azure Black / Root Beer(甘めのSpice系のMixに湿布っぽい香りの独特なキレ、確かにルートビアで納得の香り)

time 2021/04/03

Azure Black / Root Beer(甘めのSpice系のMixに湿布っぽい香りの独特なキレ、確かにルートビアで納得の香り)

香りについて

やや湿布っぽさが控えめにも思うが、確かにルートビアで納得の香り。
Vanilla系とCinnamon系を3:2ぐらいでMixしたような甘めの香りに、リコリスやアニスを少し加えたような、Spice系のMixがメイン。
そこに、ルートビアの特徴である湿布っぽい香りが混じる。この香りは他社のRoot Beer以外にも、SBのWinter FreshTangiersのWintergreenで見られた香り。
SBVのRoot Beerより湿布っぽい香りが少し弱い気もするが、そのぶんクセは控えめになっている。このへんは好みの問題だと思う。
AzBはダークリーフのフレーバーとしてはベースの香りが控えめな方なので、AB StoutのMr.Mike’s Root Beer Floatのように、フレーバー自体の香りとベースの香りがぶつかっている、みたいなことが無くて良い。
甘めのSpice系のMixに、湿布っぽい香りの独特なキレ。確かに記憶の中のルートビアを呼び起こす香り。

煙について

煙の量と質はAzBの平均。
甘めではあるが、甘さがノドに残ってイガイガしてりはしない。一部のCinnamon系に見られるチクチクした感じなども無い。
タバコ的な重さはAzBの平均。Tangiersよりは軽いが、TFDよりは少し重い。
香りの持ちはAzBの平均か、それより少し長い。時間による香りの変化は少ない。一定して時間とともに薄れていく。
安定感はAzBの平均。Kaloud Lotusを使っているのであれば、火の調節は難しくないだろう。
ボウルによる香りの出方に大きな違いは無かった。陶器のPhunnel系の方が、序盤のみ湿布っぽい香りが少し強くて全体にいくらかサッパリと出るが、誤差の範囲。
平均的なAzBの煙といったところ。目立った欠点などは無い。

(総評)65点

そもそも個人的にルートビアがそんなに好きでないので、点数は不当に低い可能性がある。
ルートビアを飲む機会がほとんど無いのでアレだが、確かに記憶の中のルートビアを想起させる香りだとは思った。
SBVのRoot Beerよりいくらか湿布っぽい香りが弱く、そのぶんクセが控えめになっている。無難というかお行儀よくまとまっているな、という印象。
AB StoutのMr.Mike’s Root Beer Floatは、開封してしばらく放置しないと気管支が痛くなるような煙の質だったので、それよりは良く出来ている。
TangiersのWintergeenもVanilla系に湿布の香りみたいなMixで、ルートビアと言われて出されたら割と納得という感じだったが、あちらには少々の清涼感があった点でこれと異なる。
余談だが、湿布っぽい香りが入っているフレーバーは、他にもAB OriginalのRussian MuleSBのHard Rushなんかがある。これらは上記のRoot Beer系と比べるとクセが強く吸う人を選ぶ印象。
SBVのRoot BeerSBのWinter FreshTangiersのWintergeen、このあたりが好きならば試す価値はある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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