シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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MustHave / Barberry Candy(他社には珍しいタイプのBerry系で、やや独特なクスリっぽい感じのキレ感が特徴)

time 2021/08/06

MustHave / Barberry Candy(他社には珍しいタイプのBerry系で、やや独特なクスリっぽい感じのキレ感が特徴)

香りについて

少々のツンとした感じと丸みのある甘さが特徴のBerry系。
Barberryはメギの実のことで、トゲのある木になる1cmぐらいの小さな赤い楕円形の実らしい。
確かにBerry系だと分かる香りではあるが、よくあるBlueberry系やRaspberry系とも違った感じなのが面白い。
強いて言うならメインは、SBやMHのBlackberryに近い近い香り、あるいはアメリカの会社にありそうなマッタリした甘めのBlueberry系にStrawberry系を混ぜたような香りだろうか。Berry系としては丸みというかコクのようなものが強め。
そこに、Root Beerの湿布っぽさとも違うが、どことなくそれに近いニュアンスのありクスリっぽいツンとしたテイストが混じり、幾らかのキレの良さを出している。少々クセがあるキレ感。
他社には珍しいタイプのコクのある甘めのBerry系に、やや独特なクスリっぽい感じのキレ感が少々。

煙について

煙の量と質はMHの平均。
MHらしいモワッとした煙の質で、マッタリした甘さも相まって、ウェットでボディのある吸いごたえ。
タバコ的な重さはMHの平均。最初のキックはTangiersより弱いが、1本を通してみるとTangiersと同じぐらいの重さ。AzBより少し重い。
香りの持ちはMHの平均で、他のダークリーフのフレーバーと比べて少し長め。時間による香りの変化は少なく、一定して薄れていく。
安定感はMHの平均か、それより少し良い。割と適当に強めの火力にしても、焦げたり崩れたりはしにくい。扱いやすい。
ボウルによる香りの出方に大きな違いは無い。一応、陶器のPhunnel系の方がクスリっぽいキレ感が少し強く出て、シリコンボウルの方がマッタリした甘さが少し強く出るが、好みの問題というか誤差の範囲。
甘めではあるが、それがノドに残ってイガイガしたりしないのが良い。平均的なMHの煙と言ったところ。

(総評)74点

クスリっぽい感じのキレ感に少々のクセがあると思ったが、他社には珍しいタイプのBerry系の香りで面白かった。
ややマッタリした甘さのBlueberry系がメインだったMHのBerry holls、Raspberry系に近い香りだったMHのCranberry、このあたりとは異なるBerry系の香りだった。
MHのBlackberryと少し似た部分があり、Blueberry系やRaspberry系とも違った香りなのにBerry系だと分かるのが面白いが、こちらの方が独特なキレ感があるぶんMixでの汎用性は低いと思う。そのぶん、単体で吸ったときの満足感や面白さはこちらの方が上なので、一長一短という感じではある。
煙を吐くときの、どことなくRoot Beer系の湿布っぽい香りと近いニュアンスのあるクスリっぽいキレ感に少々のクセがあるものの、Clove系のアクセントがあったSBVのSpice Me Redが好きな人が結構多いことを考えると、これが好きな人も一定数いると思う。
SBVのSpice Me Red、MHのBlackberry、このあたりが好きならば試す価値はある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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