シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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MustHave / Banana Mama(バナナチップスの袋を開けて嗅いだ時と、紙パックのバナナオレ、その中間ぐらいの香り)

time 2021/09/22

MustHave / Banana Mama(バナナチップスの袋を開けて嗅いだ時と、紙パックのバナナオレ、その中間ぐらいの香り)

香りについて

マッタリした甘さが強めのBanana系。まずまずの再現度。
他社のBanana系によくみられる、バナナの実についてる白いスジを噛んだときのような後味の微かな渋みやエグみが無いのが良い。
強いて言うなら、バナナチップスの袋を開けて嗅いだ時の香りと、紙パックのバナナオレの香り、その中間ぐらいという感じか。
他社のBanana系は紙パックのバナナオレみたいな香りのものが多いので、それらと比べると少し変わった出来。これにより、他社のものより再現度が少し高くなっていると感じた。
多くのBanana系に見られる、少し気になったり引っかかったりしがちな小さな欠点が上手く取り除かれており、微妙な差ではあるが地味に良く出来ていると思った。
マッタリとした甘さが強めで、微かな渋みやエグみが舌の奥に残るようなこともなく、確かにバナナを想像させる香り。

煙について

煙の量はMHの平均。煙の質はMHの平均に少し劣る。
MHらしいモワッとした感じだが、香りのせいか煙の質に少しザラザラした感じがあり、ややノドに触る。一応、強めの火力で維持すると少し改善する。
タバコ的な重さはMHの平均。最初のキックはTangiersに劣るが、一本を通して見ればそれと同じぐらいなので、そこそこ重い。
香りの持ちはMHの平均で、他のダークリーフのフレーバーと比べてもやや長め。気になるような時間による香りの変化は無く、一定して薄れていく。
安定感はMHの平均。ただ、上記のように少し強めの火力で維持しないとノドに触る感じの煙の質になるので、火加減は少し気を使う必要がある。
ボウルによる香りの出方には少々の差がある。陶器のPhunnel系の方が香りの輪郭がハッキリ出るが、かえって少しお菓子っぽいと感じた。個人的にはシリコンボウルの方が、程よくボヤけて実物のバナナに寄った香りに出ると思った。
強めの火加減で維持するなど、少し調整の必要があるのが残念だが、他はMHの平均。

(総評)78点

煙の質が少し気になるが、香りは非常に良く出来ていると思った。
そもそもBanana系単体が割と珍しく、その中でも煙を吐いた後に舌の奥に残る微かなエグみが無いものは珍しい。
微妙な差ではあるものの、他社のBanana系がバナナオレのような香りであることが多いのに対し、どことなくバナナチップスを思わせる香りで、少し再現度の点で優れているのが良かった。
そのあたりを考えると、火加減を工夫しないと煙の質に少し難がある点を差し引いても、良く出来た貴重なBanana系だと思った。
Nirvana EclipseのScorpiousAB StraightのBananaMHのMarula、このあたりが好きならば試す価値は大きい。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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