シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Azure Black / Life’s a Peach(缶ジュースのネクターを少し濃くしたような香り)

time 2022/01/10

Azure Black / Life’s a Peach(缶ジュースのネクターを少し濃くしたような香り)

香りについて

マッタリした甘さが強めのPeach系。
缶ジュースのネクターを少し濃くしたような香りと書けば通じると思う。
基本的には最近のPeach系によくある感じの香りで、他社と比べて際立った特徴などは無いが、無難に良く出来ている。
一応、他社の最近のPeach系よりマッタリした甘さが少し強めで全体に濃い口なので、そのあたりが地味な特徴といえば特徴。
全体に濃い口なおかげで香りの輪郭がハッキリしていてメリハリがあるため、分かりやすくPeach系を想像させる香りにはなっている。
ちなみに、AzBのCarolina PeachTFDのVentura Peachなどの、スッとしたキレのようなテイストがある一昔前のアメリカの会社っぽいPeach系とは異なる系統。
実物の桃と言うよりは、ジュースやシーシャのPeach系といった香り。全体に濃い口で分かりやすいのが良い。

煙について

煙の量はAzBの平均。煙の質はAzBの平均か、それにわずかに劣る。
甘さが強めなので、それが少しノドに残る感じがある。火加減でどうとでもなるので、問題になるレベルではない。
タバコ的な重さはAzBの平均。Tangiersよりは軽いが、TFDよりは少し重い。
香りの持ちはAzBの平均か、それより少し長い。シンプルな作りだからか、時間による香りの変化は少ない。一定して時間とともに薄れていく。
安定感はAzBの平均。強めの火加減にするとマッタリした甘さとノドに残る感じが強くなったりはするが、焦げたり崩れたりはしにくい。Kaloud Lotusを使っているのであれば、火の調節は難しくないだろう。
ボウルによる香りの出方に大きな違いは無かった。陶器のPhunnel系の方が少し甘さが控えめで香りの輪郭が少しハッキリめに出るが、シリコンと陶器のPhunnel系の差だな、という程度。
甘さがややノドに残るが、その他は平均的なAzBの煙といったところ。

(総評)77点

Peach系に思い入れは無いが、そこそこ楽しめた。
実物の桃と言うよりはシーシャやジュースのPeach系といった香りで、まぁ割と良くあるタイプのPeach系。
最近のPeach系はどれも似たような香りのものが多い。当然、吸い比べると細部の違いはあるものの、個人的にはどれも狭い範囲をウロウロしている印象。
これも全体に少し濃い口という地味な特徴はあるが、その狭い範囲からは出ておらず、最近のPeach系によくある感じの香りという感じ。
個人的には、Nirvana EclipseのLynxが桃の入った箱を開けたときのような香りで、Peach系の中では他と違って再現度が高く優秀だと思っている。
TangiersのJuicy PeachAFSEのJuicyが好きな人向けか。Peach系を色々と試していてタイトに当たりを探しているならば、試す価値はある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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