2024/04/18
香りについて
コクのようなテイストが強めのマッタリしたBerry系のMix。
おそらくは、Blackberry系に近い香り：MHのBlueberry＝3：2ぐらいで混ぜたような香りだと思う。
宣材写真にもブルーベリーとブラックベリーとラズベリーがあしらわれている。個人的にはRaspberry系の香りは良く分からなかった。
どっしりとした厚みのある甘さと、MHのBlackberryにも見られた微かな渋みによるコクのようなテイストが特徴的で、これにより全体に濃い口でマッタリとした仕上がりになっている。
このコクのようなテイストの主張が割と強めなので、Blueberry系の存在感はやや控えめで、MHのBlackberryやMHのBlack Currantのような香りの背後に少々という感じ。酸味のようなテイストは無い。
強いて言うなら、甘さの強い真っ黒な丸い外国のベリー味のキャンディ、あるいは黒々とした甘めで濃いめのベリージャムのような香りだろうか。
コクのあるBlack Berry系を基調としたマッタリと甘めのBerry系Mix。
煙について
煙の量と質はMHの平均。
MHらしいモワッとした煙の質で、マッタリした厚みのある甘さやコクっぽいテイストとの相性が良い。
タバコ的な重さはMHの平均。最初のキックは控えめだが、1本を通してみるとAzBと同じぐらいで、それなりに重い。
香りの持ちはMHの平均で、他のダークリーフのフレーバーと比べても少し長め。時間による香りの変化は少ない。時間とともに一定して薄れていく。
安定感はMHの平均。割と適当にしていても大丈夫で、Kaloud Lotusを使っているのであれば火の調節は簡単。
ボウルによる香りの出方に大きな違いは無い。一応、シリコンボウルで作る方が煙の質がモワッと出るので、フレーバーの特徴が分かりやすく出ると思った。このへんは好みの問題。
平均的なMHの煙と言ったところ。香りと煙の質との相性が良い。
（総評）78点
コクのあるBlack Berry系を基調とした、マッタリめのBerry系Mix。
Blueberry系とは違うが、それでもなんとなくBerry系であることは分かる香りで、クセなども無く普通に楽しめた。
MHのFizzy DizzyやBarberry CandyあたりのMHの独特なBerry系に見られた強めのクセなどは無いので、割と万人受けする香りだと思う。
MHのBlueberryと同様、全体に濃い口な作りなので、少量でも主張が残ってMixにも使いやすいと思う。
ちなみに、全体に濃いめな作りなせいか、生の状態と燃えカスのニオイがかなり強く、吸い終わったあとキッチンと部屋が変なニオイになった。吸っている時の香りと直接の関係はないものの、ちょっと気になった。
MHのBlackberry、MHのBlack Currant、AzBのBerryMania、このあたりが好きならば試す価値は非常に大きい。
