シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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MustHave / Ruby Grape(サッパリめの甘さが特徴的な、やや変わり種のGrape系)

time 2022/01/25

MustHave / Ruby Grape(サッパリめの甘さが特徴的な、やや変わり種のGrape系)

香りについて

言われてみれば赤いブドウのような香りな気もするが、ちょっと分かりにくいと思った。
再現度の話を抜きにすると、どことなく透明感のあるサッパリした甘い香りに、微かな渋みと酸味の後味といった香り。
甘い香りや後味の微かな渋みと酸味などは、どことなくAFのGrapeと似た部分がある。ただ、それよりも甘さがサッパリしており、後味の渋みと酸味もずっと控えめ。
そのため、どことなくAFのGrapeを下敷きにした感じはあるものの、最終的には似て非なる香り。強いて近い作りのGrape系を挙げるなら、MALAKIのGrapeだろうか。
一応、種なしで皮ごと食べられる明るい赤紫色をした輸入ブドウのレッドシードレス、あるいは甲斐路のような香りと言われれば、そうかもという気はする。その程度の再現度。
いずれにせよ、シャインマスカットや巨峰など、ブドウの中でも馴染みのある分かりやすい香りがモチーフでは無いので、ブドウと言われてもピンとこない人もそれなりに多そう。
もっとも、そのあたりを抜きにすれば、後味のエグみや強い甘さによるクドさなどが無く、Grape系としてはサッパリしていて吸いやすい。
シーシャのGrape系っぽい香りではあるが、それとしてはサッパリした仕上がりな点で少し変わり種。

煙について

煙の量と質はMHの平均。
MHらしいモワッとした煙の質だが、サッパリめの甘さのせいかキレは良い。
タバコ的な重さはMHの平均。最初のキックは控えめだが、1本を通してみるとAzBと同じぐらいで、それなりに重い。
香りの持ちはMHの平均で、他のダークリーフのフレーバーと比べても少し長め。時間による香りの変化は少ない。時間とともに一定して薄れていく。
安定感はMHの平均。Kaloud Lotusを使っているのであれば火の調節は簡単。割と適当にしていても大丈夫。
ボウルによって香りの出方が少し変わる。陶器のPhunnel系の方が後味の渋みと酸味が少し強めに出て、よりシーシャのGrape系に寄ったボディのある香りになる。シリコンボウルだとサッパリめの甘さが前面に出る。個人的にはシリコンボウルで作る方が好きだったが、このへんは好みの問題。
ボウルによって香りの出方が少し異なるが、他は平均的なMHの煙と言ったところ。

(総評)75点

ブドウの香りかと言われると少し微妙で、分かりにくいと思った。
基本的には実物のブドウと言うよりもシーシャのGrape系といった香りだが、それとしては少し変わり種。地味にレビューが難しかった。
一応、自分はブドウが非常に好きで毎年かなりの量と種類を食べるせいか、言われてみればこういう香りのブドウも種類は多くないが確かにあるかも、などとは思った。
ただ、AFのGrapeのようなシーシャのGrape系の典型といった香り、TFDのConcord Grapeのような巨峰に寄せた香りとも違うので、ピンとこない人も多そう。
その場合、ごく微かな渋みと幾らかの透明感があるサッパリめの甘いフルーツ系、みたいに感じるのではないかと思う。
MALAKIのGrape、AzBのNapa GrapeTFDのTrue Grape、このあたりが好きならば試してみても良いだろう。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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