シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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MustHave / Orange Team(中東の会社にありそうな、クラシックなOrange系の典型といった香り)

time 2022/01/31

MustHave / Orange Team(中東の会社にありそうな、クラシックなOrange系の典型といった香り)

香りについて

中東の会社にありそうな、クラシックなOrange系の典型といった香り。
シッカリした酸味とオレンジの皮の部分のような微かなビターさが特徴で、Orange系らしいキリッとした爽やかな甘さ。
AFのOrangeよりも酸味が少し穏やかでトゲトゲしさが無く、いくらか丸みのある甘さが強い。それでいて、MALAKIのOrangeのような甘さの部分の少し気になるケミカルさなどが無くて良い。
クラシックなOrange系らしいスッキリした甘い香りだが、酸味によるノドへの当たりは控えめになっており、少し今風に練り直されている感じがある。
強いて言うなら、オレンジと和ミカンを足して2で割ったような香りだろうか。最近の中東のOrange系によくあるタイプ。
少し吸いやすくリファインされた、お馴染みのシーシャのOrange系。

煙について

煙の量と質はMHの平均。
Citrus系らしい酸味や渋みはちゃんとあるが、MHらしいモワッとした煙の質のせいかノドへの強すぎる当たりは無い。
タバコ的な重さはMHの平均。最初のキックは控えめだが、1本を通してみるとAzBと同じぐらいで、それなりに重い。
香りの持ちはMHの平均で、他のダークリーフのフレーバーと比べても少し長め。シンプルな作りなので、時間による香りの変化は少ない。
安定感はMHの平均。火加減に応じて酸味が強くなったりはするが、Kaloud Lotusを使っているのであれば火の調節は難しくない。
ボウルによる香りの出方に大きな差は無い。一応、陶器のPhunnel系で作る方が煙の質など全体にスッキリと出るが、普通にシリコンボウルと陶器のPhunnel系の差という感じ。このへんは好みの問題。
平均的なMHの煙と言ったところ。

(総評)78点

極めてオーソドックスなOrange系なので、普通に楽しめた。
中東の会社に良くあるタイプのOrange系を少し今風に吸いやすく練り直した感じなので、目新しさは無い。
いくらか今風ではあるものの、やりすぎていないのが良い。このあたりのバランスの良さは、AF GoldenのOrangeを思い出させる。
ただ、重さのあるダークリーフでこの香りというのは珍しいものの、ウォッシュドであれば似たような香りは他にもあるので、香りだけで言えば他で代用がきく。
クラシックなOrange系が高水準にまとまっているものの、タバコ的な重さに拘らないのであれば、入手性の悪いこれをわざわざ選ぶ理由は少し薄いかもしれない。
AF GoldenのOrangeNu HookahのOrangeLavooのL’Orange、このあたりが好きならば試す価値はある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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