シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Alchemist Blend / Polar Bear(オレンジがやや強めのフルーツMix、かすかな清涼感もあり全体にサッパリ)

time 2016/05/08

Alchemist Blend / Polar Bear(オレンジがやや強めのフルーツMix、かすかな清涼感もあり全体にサッパリ)

香りについて

ちょっと自信が無いが、たぶんFumariのWhite Gummi Bearを意識したと思われるフレーバー。
公式HPには、オレンジ・パッションフルーツ・アサイーベリー・ラズベリーなどのMixと書いてある。
メインはOrange系の香りで、AFSEのTangerine TwistやFumariのMandarin Zestなどの少し酸味のようなテイストが強いOrange系と似ている。意識して吸うと、煙を吐き終えるときにパッションフルーツの香りも少し感じられる。ただ、基本的には漠然とフルーツっぽい香りで、個々の香りを拾い上げることは難しい。
そこに、少々の清涼感と、ややケミカルでお菓子っぽい後味が混じる。公式HPにはグミとは一言も書いていないので、このケミカルな香りがグミの表現であるかは分からない。ただ、グミでも通じる香りだとは思う。
グミっぽい香りが非常にハッキリしていたAB StoutのBlack Bearと比べると、このあたりの香りの輪郭はハッキリしない。そのぶん、Black Bearよりも香りに一体感があり混然としている。
ホンノリした清涼感も手伝って、全体としてはサッパリした何かのフルーツの香りといった感じでまとまっている。
 

煙について

煙の量はABの平均。煙の質はABの平均か、それに少し劣る。
タバコ的な重さはABの平均。Fumariよりは少し重い程度。
Orange系の香りが入っているからか、ABとしては少しノドに障る煙の質だと思った。その割にタバコ的に軽いため、やや吸いごたえに違和感がある。弱めの火加減で吸う方が良いと思う。
香りの持ちはABの平均。ある程度時間が経ったところで急激に香りが薄れる感じはあるが、ピークの持ち時間は問題無い。
安定感は上記のようにABの平均に劣る。強めの火加減では、香りが崩れたりはしないものの煙の質が粗くなる。弱めの火加減で吸うのが良いだろう。
他のABのフレーバーと比べても火の調節がタイトで、安定感に欠ける。
 

(総評)72点

AB StoutのBlack Bearと比べると、これはグミっぽい香りがハッキリしない。そのため、本当にGummi系かと言われると自信がない。
ただ、漠然とフルーツっぽい香りとお菓子っぽいケミカルさという点では、FumariのWhite Gummi Bearと同じ方向性の香りだと思う。
White Gummi Bearは、hookah-shisha.comで行われたフレーバーの人気投票で1位をとっているので、これを気に入る人は多いはず。
個人的には、この手の香りはHAZEやSBを探せば似たようなものが見つかりそうだな、とか思ってしまう。あと、火の調節がタイトな点と煙の質も少し気になる。
グミっぽい香りが強いフレーバーを探しているのであればBlack Bearを、なんとなくWhite Gummi Bearっぽいフレーバーを探しているのであればこれを試すと良いだろう。
火の調節がタイトな点と煙の質はさておき、香り自体はスッキリとしていてクセが無い。万人受けすると思う。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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