シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Kaloud Samsaris Silicon Hookah Bowl レビュー

time 2015/09/11

Kaloud Samsaris Silicon Hookah Bowl レビュー

作り方はこちら
火の調節はこちら

(見た目の特徴)
Silikon Hookah Bowlの内側に螺旋状の隔壁がついている。中央の穴はPhunnel系と同じ煙突状で、Silikon Hookah Bowlより高い位置に設けられている。
ボウルの内側は、縁と中央の穴の中心が最も深く、縁と中心部はやや浅くなっている。縁にはKaloud Lotusがピッタリと収まるよう、1mmほどの溝が掘られれている。

(大きさ)
内径:70mm  Kaloud Lotusの底面から最深部までの深さ:18mm

(必要なフレーバーの量)
9.5~10.5グラム
個人的には10.0~10.5グラムで作ることが多い炭の調節の記事に書いたが、煙を本調子にしたり途中で香りを復活させるために、Kaloud Lotusをどけて中のフレーバーを混ぜる作業が必要になるので、これぐらいのグラム数がベストだと思った。ただし、このグラム数はAFやAFSEで作る場合である。シロップが多く重さの割に体積の無いFumariなどのフレーバーの場合、0.5グラムほど多めに必要になる。
最悪9.0グラムでも吸えたが、それだと流石に香りと煙の濃さに不満があった。香りの持ちも悪い。また、10.0~10.5グラム以上に詰めると、Kaloud Lotusの底面に焦げたフレーバーが張り付いてしまい、混ぜる作業が面倒になる。10.0~10.5グラムで作ったときと、香りの濃さや持ち時間に大きな差も無い
もっとも、10.0~10.5グラムで作ってもKaloud Lotusの底面の突起などのせいで、少なからずKaloud Lotusの底面に焦げたフレーバーが張り付く。フレーバーを圧縮して詰めれば張り付きは防げるが、それだと香りと煙の出が悪くなる。色々と試したが、これらを同時に解決する方法は見つからなかったので諦めている。良いやり方があったら、是非教えて欲しい。
なお、思ったよりも早く香りが薄くなったり、Kaloud Lotusのファンを完全に閉じても煙や香りの出が不十分な場合、10.0~10.5グラム前後で作っているのであれば、フレーバーの量よりも火力不足が原因であることが多いと感じた。

(必要な炭の量)
炭の数は、Coco Nara 2ピースと大きめの補助の炭 2~3ピース、もしくはCoco Nara 3ピース
炭の量を節約し過ぎると必要な火力が得られなかったり、フレーバーが尽きる前に火力不足になったりする。どのみち火加減はKaloud Lotusのファンで調節できるので、炭は入れられるだけ入れた方が後々の面倒が少ないと思う
片付けの際に残った炭の火を消して取っておけば、また次回に補助の炭として使うことができる。そうすれば、新しく出すCoco Naraは1回あたり実質2ピースである。炭のランニングコストも問題無い
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(長所)
① 炭のニオイがせず、香りが非常にクリアに出る
このボウルの一番の長所。煙の質もソフトに出るので、非常に良い。Kaloud Lotusとセットで使うことになるため、アルミホイルで作る時よりも、かなり炭のニオイを抑えることが出来る。

② 他のどのボウルよりもKaloudを乗せたときの密閉度が良い
縁に溝が彫られており、Kaloud Lotusとセットで使うようデザインされていることによる。そのおかげで脇から入ってくる余計な空気が少ないのか、Silikon Hookah Bowlよりも少ないフレーバーの量で十分な煙と香りが出せる
なお、新しいうちはKaloud Lotusを押し込まないとボウルにピッタリとハマらないが、そのうちに熱でボウルが膨張して普通に乗るようになる。

③ 必要なフレーバーの量が少なく、ランニングコストが良い
50gのパックで余裕を持って4回作ることが出来るため、非常にランニングコストが良い。また、使うフレーバーのグラム数が同じであれば、ピーク時の煙と香りの濃さと持ち時間がSilikon Hookah Bowlより長い。ただし、トータルの持ち時間は、Silikon Hookah Bowlより短い。
縁に彫られた溝のおかげで、Kaloud Lotusの底面がどの高さに来るかが分かるため、Silikon Hookah Bowlと比べると、どこまでフレーバーを詰めれば良いかも分かりやすい。

④ 煙が本調子になってからの温度管理が非常に楽
普通に吸っていればまず焦げることはない。好みに応じて適当にKaloud Lotusのファンを開閉するだけで良い。

(短所)
① 煙が本調子になるまでに時間がかかり、いくらかのコツと操作が必要で面倒くさい
詳しくは下の炭の調節の記事、こちらを参照。

② Kaloud Lotusをどけて、中のフレーバーをひっくり返す作業が非常にやりづらい
Silikon Hookah Bowlと違って内部に壁があるため、ボウルの底の方にあるフレーバーを上に持ってくる作業や、ひっくり返した後に平らにならす作業がやりにくい。また、どうやっても多少はKaloud Lotusの裏にフレーバーが張り付くため、それをボウルに戻す作業も必要で面倒くさい。

③ 陶器のPhunnel系とアルミホイルで作った時と比べると、ピーク時の香りが少し薄く煙のボディも弱い
これに関しては香りのクリアさや炭の雑味の無さを考慮すれば、個人的には全くの許容範囲内だった。このあたりは、どういった煙と香りを求めるか、好みの問題だろう。

④ Silikon Hookah Bowl standardと比べ、長期的な耐久性に劣る
おおよそ350回ほど使ったあたりで、内部の壁の上部と中央の煙突部分が熱で変性して欠け落ちた。Silikon Hookah Bowl standardより内部の構造が複雑で、薄い部分が高熱にさらされるせいだろう。
100回ほど使ったあたり、内部の壁などに焦げがたまりだしたあたりから、徐々に変性して硬くなり始める。こうなると、軟らかいスポンジなどを使っていても、力を入れてこするとヒビが入ったり欠けたりする。洗う際は柔らかい歯ブラシを使うことをオススメする。なお、内部の壁にたまった焦げを無理に爪などで剥がすのもやめた方が良い。焦げと一緒に本体も剥がれ落ちる
もっとも、自分は少し手荒に扱いすぎた感があるので、気をつけて扱えばもう少し長持ちすると思う。画像は350回ほど使ってボロボロになった状態。
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⑤ フレーバーを詰めるのが面倒くさい
内部の壁のせいで詰めて平らにする作業がやりにくく、どう注意していてもKaloud Lotusの裏にフレーバーが焦げてくっつく。作る際に気を使う必要があり面倒くさい。詳しい作り方はこちら

⑥ ボウル自体にニオイがつきやすい。
もっとも、吸う際には問題にならないので、あまり気にしなくて良い。どうしても気になるのなら、ビニール袋に掃除用のクエン酸を溶かした水かぬるま湯を入れ、そこにボウルを5~10分ほど漬けておくと良い。酸による変性の原因になりうるため、あまり長時間漬けることはオススメしない。

⑦ Fumariなどのシロップの多いフレーバーには、やや不向き
シロップが下に溜まってしまうため、熱が回るのに時間がかかり、煙と香りがシッカリと出るようになるまで時間がかかる。底に溜まったシロップを上に持ってくるために、Kaloud Lotusをどけて混ぜる作業にも気を使う必要がある。また、シロップが多くグラム数の割にかさのないフレーバーでは、上記のグラム数よりも0.5~1.0グラムほど多めにフレーバーを使う必要もある。
加えて、このボウルだとFumariの特徴であるウェットでボリュームのある煙を最大限まで出すのが少し難しい。個人的には、Fumariを作るのであれば、炭の雑味の問題などはあるものの、Alien Mini Phunnel Hookah Bowlなど陶器のPhunnel系とアルミホイルで作ることをオススメする。シリコン製のボウルとKaloud LotusでFumariを作るのであれば、中の構造がシンプルで中のフレーバーをシッカリとひっくり返すことができるSilikon Hookah Bowlをオススメする。

(使用感)
炭のニオイが出づらく、香りが非常にクリアに出るのが非常に良い。個人的に、きめ細かく大量の煙が出ることが理想だと思っており、煙の量を非常に重視しているつもりだが、その点も許容範囲内だった。より少ないフレーバーの量でSilikon Hookah Bowlと同等のピーク時の香りと煙を出せるのも良い。ただ、一時期はメインで使っていたものの、いかんせんKaloud Lotusをどけて中のフレーバーをひっくり返す作業がやりづらいため、結局はSilikon Hookah Bowl standardに戻ってしまった
ちなみに、ピーク時の煙のボディと香りのガッシリした濃さに関しては、Alienなどの陶器のPhunnel系とアルミホイルで作ったときの方が優れている。もっとも、炭の雑味が出ないように細かな温度管理が必要になるため、一長一短ではある。これで吸った直後にPhunnel系で同じフレーバーを吸うと、香りや煙の出方にかなり違いがあることが分かると思う。非常に面白いので、試行錯誤が好きな人は試してみて欲しい。
作る作業や途中の作業が面倒な点や、煙が本調子になるまでに時間と手間がかかる点など、いくらか残念な点はあるが、それらを差し引いても良く出来ていると思った。全くの手放しではオススメできないものの、まずまず良い選択肢だと思う

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