シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Oduman Blend / Baked Peach(Peach系というよりは、OdumanのSmoke’N Rollの系譜といった香り)

time 2023/08/11

Oduman Blend / Baked Peach(Peach系というよりは、OdumanのSmoke’N Rollの系譜といった香り)

香りについて

ケミカルさの強いPeach系。実物の桃というよりも、昔の車の芳香剤といった感じの香り。
Peach系としてはマッタリした甘さが控えめで、OdumanのSmoke’N Rollに見られた硬質で人工的なクセの強いキレ感を何倍かに薄めたようなテイストがあるのが特徴。
スッとしたキレ感のあるケミカルなPeach系は10年ぐらい前にSB Boldあたりから色々と出ていたが、それらに見られたキレ感とも少し違う。Peach系としては独特な部類だと思う。
ちなみに、最近のPeach系は、ケミカルさを控えめにしつつ香りの輪郭とマッタリした甘さを強調した作りのものが多い。それらとも大きく印象が異なる。
商品名にはBakedと入っているが、Spice系の香りや焼き菓子っぽい香りなどは感じられなかった。どのへんがBakedなのか、ちょっと良く分からなかった。
甘さが控えめなのと独特なキレ感により、他社のPeach系と比べて全体にサッパリした仕上がり。Peach系としては独特な作りで、クセが強い。
Peach系というよりは、OdumanのSmoke’N Rollの系譜といった感じの香り。万人受けする香りではない。

煙について

煙の量と質はOdumanの平均。
他のOdumanのフレーバーと同様、中盤を過ぎたあたりで口の周りに残る感じのグリセリンっぽさが目立つ。よく言えば非常にウェットな煙の質。
タバコ的な重さはOdumanの平均。AFと同じぐらいの重さ。
香りの持ちはOdumanの平均。時間による香りの変化も少ない。時間とともに順当に薄れていく。
安定感はOdumanの平均。Kaloud Lotusを使っているのであれば、火の調節で苦労することは少ないと思う。
ボウルによる香りの出方に大きな違いは無い。単に陶器のPhunnel系とシリコンボウルの差だな、という感じ。
平均的なOdumanの煙と言ったところ。

(総評)50点

個人的には吸えなくないが、無理な人も一定数いると思う。
OdumanのSmoke’N Rollほどではないが、クセが強い。Peach系と言われて想像する香りから遠く、実物の桃のような香りでもない。
一応、Peach系は各社どれも似たりよったりではあるので、それらと異なるPeach系へのアプローチと考えると、面白いことは面白い。それが上手くいっているかどうかは別として。
各社が色々と出しているPeach系の中で、あえてこれを選ぶかと言われるとかなり微妙。ケミカルなキレ感が強く、Peach系ということを抜きにしても割と独特な作り。
Peach系の中で当たりを探しているのであれば、まずはNirvana EclipseのLynxやMALAKIのWhite Peach、このあたりから試すのが無難だと思う。
OdumanのSmoke’N Rollが好きならば、試してみても良いかもしれない。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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