2024/04/23
香りについて
そもそもMarletteの意味が不明。ググってみても、フランスの焼き菓子メーカーとミシガン州の町と人の名前ぐらいしか引っかからない。パッケージにプリントされているのも、イスラム系のオッサンが考え込んでいる絵で、何のヒントにもならない。
最初は、パッションフルーツやグァバのような香りと、ローズ寄りのフローラルな香りのMixという感じの香りがする。しかし、それも束の間、すぐに個々の要素を拾い上げることの出来ない、混沌とした甘い香りに変わる。変化後は、サッパリめのフルーツ系2、トロピカルフルーツ系1、フローラル系1ぐらいの配分だろうか。自信がない。
海外のレビューサイトを見てみたところ、やはり同じような評価だったが、フルーティな赤ワインとも書いてあった。そう言われると、確かにそういう感じもする。何だこれ。
煙について
煙の量はSBの平均。甘さが強いので少しだけノドに障る感じがあり、煙の質はSBの平均より少し下。
タバコ的な重さはSBの平均だが、割とクドさのある甘さなので、少し重めに感じるかもしれない。味の持ちはSBの平均だが、吸い始めから10分で大きく味が変化する。
香りのことを考えれば、まぁ妥当な煙という印象で、煙自体には大きな問題はない。
(総評)20点
フローラルな香りがローズを思わせる重めの香りなので、個人的には苦手だった。ものの10分ぐらいで、何だか分からない雑然とした甘ったるい香りになるのもいただけない。
しかし、Marletteとは一体何なのか。パッケージの考え込んでるオッサンも、たぶん同じことで頭を悩ませているのだろう。とりあえず、クッキーやブラウニーのような、焼き菓子っぽい香りではないので、お菓子メーカーではない。ミシガン州のMarletteも調べてみたが、特に特産品などは無い様子だった。これも違うだろう。Doug Marletteという、ピューリッツァー賞を受賞した風刺画の漫画家も引っかかったが、アメリカ人である。
Marletteとは何か、この疑問こそが最大の特徴だった。