シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Alchemist Blend Stout / Stone Mint(キリッとした強い清涼感とダークリーフの香り)

time 2016/03/08

Alchemist Blend Stout / Stone Mint(キリッとした強い清涼感とダークリーフの香り)

香りについて

ナハラMizoのMintを思い出させる、非常にシャープでキリッとした清涼感が特徴。
ABのAlpine Mintと同様、スペアミントなどの香りはほとんど無く、吸うときにノドに冷たさを感じるクリアな清涼感のみといった感じ。
ただし、こちらはダークリーフを使ったStout Lineなので、Formula LineであるAlpine Mintよりベースの香りが強調された作りになっている。
Stout Lineのベースの香りは、いくらかの野趣味が感じられる、朽木のような微かに甘く土っぽい香り。フレーバー自体はシンプルに清涼感のみなので、このベースの香りがハッキリと感じられる。
SBVと同様にダークリーフの香りを生かしたフレーバーだと思うが、SBVと比べると独特さや主張の激しさが少ない。ナチュラルで落ち着きがあり、クセや吸いにくさは無い。
ちなみに、あくまでタバコの葉の香りであり、加齢臭のようなヤニ臭さや焦げ臭さではない。シーシャしか吸わない人でも楽しめる香りだと思う。
強い清涼感の後ろにブラックリーフの香りがシッカリと感じられ、ベースの香りへのこだわりを感じる作り。
 

煙について

煙の量と質はABの平均。ただし、清涼感が非常にシャープなため、人によってはノドが冷たく当たりがハードだと感じるかもしれない。
とはいえ、ABは煙の質が総じてスムーズなため、フレーバーによっては吸いごたえのボディが物足りないことがある。そのあたりを清涼感の強さでカバーしている感もあり、このあたりは好みの問題な気がする。
タバコ的な重さはAB Stoutの平均で、AFと同じぐらい。ダークリーフを使った他社のフレーバーと比べると、非常に軽い。
火の調節は容易で安定感は十分。火加減を強めにしていても焦げることなどはなく、清涼感が強めに出るだけ。適当に調節していても焦げることは少ない。
もとがシンプルな清涼感のみのフレーバーなので、香りの変化も無い。
タバコ的な重さが調度良く、負担にならない重さでダークリーフの香りを楽しめる。
 

(総評)85点

個人的にはかなり好きなフレーバー。ABのコンセプトと特徴が良く出ている。
公式HPの説明などを見ていると、バーボンの樽で漬け込んだりフランス産のダークリーフのリジェロを使ったりと、ABはベースの香りにこだわったフレーバーなのだと思う。
フレーバーの香りがクリアでシンプルな清涼感のみなので、このベースの香りが他のABのフレーバーよりもシッカリと感じられる。他社のダークリーフを使ったフレーバーよりずっと軽いのも、負担のない重さでこの香りを楽しめて非常に良い。
ちなみに、キレが良く吸いごたえにボディあるものを吸いたいとき、自分はナハラMizoのMintを選ぶことが多い。そのあたりの欲求を満たしてくれる清涼感で、かなり楽しむことが出来た。自分はMint系が非常に好きなので、評価が厳しくなってしまいがちだが、それでもかなりの高得点がついた。
ただ、煙の質自体はきめ細かでスムーズだが、清涼感が強すぎてノドへの当たりがハード過ぎると感じる人もいるとは思う。このへんは好みと要相談。
シャープで刺激的な清涼感と、その後ろでシッカリと仕事をしている心地良いベースの香りが良かった。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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