シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

シーシャ・水タバコについてのブログ。フレーバーのレビュー 500種類以上、ボウルのレビュー、ボウルごとの作り方や炭の調節、テクニックなど。

Fumari / Mojito Mojo(他社のMojito系よりも、実物のモヒートの香りに寄せることを意識した作り)

time 2017/07/15

Fumari / Mojito Mojo(他社のMojito系よりも、実物のモヒートの香りに寄せることを意識した作り)

香りについて

ガムシロップ多めで作ったモヒートのような香り。
香りに一体感があり個々の香りを拾い上げることはやや難しいが、それでいて全体として見ると、確かにモヒートだと分かる香りがする。
個々のパーツが割とハッキリしているAFのMojitoやFSのCuban Mojitoのような、Lemon系の香りやリキュールっぽいケミカルなLime系に清涼感といった作りではない。
アルコールを表現したと思われるテイストが強めなのが特徴で、GLのカクテル系のそれと少し似ているが、より強い人工的で独特なモワッとしたテイストがある。
煙を吐き終えたあとの余韻が地味に良く出来ており、やや皮っぽい香りのあるライムの絞り汁のような香りがホンノリと感じられ、なかなか再現度が高い。
いくらかLime系のビターさと上記のアルコールを表現した香りのビターさとに被る部分があるため少し分かりにくくはあるが、実物のモヒートのことを考えると、これぐらいがかえって実物らしいと思う。
ちなみに清涼感はFumariとしては強めで、AFのMintぐらいの強さ。これに関しては実物のモヒートよりも強調されていると感じる。
他社のMojito系よりも、実物のモヒートの香りに寄せることを意識した作り。上手だと思う。

煙について

煙の量と質はFumariの平均。
ウェットさの強いボリュームのあるモワッとしたFumariらしい煙が良く出る。
タバコ的な重さもFumariの平均で軽め。おおよそAFの1/2~2/3ぐらいの重さで、多くの人が負担なく楽しめると思う。
香りの持ちはFumariの平均。清涼感の持ちは良いが、中盤を過ぎたあたりから徐々にFumariのベースの香りが目立ちだすため、香りの変化は少々。
安定感は良い。割とシロップを多めに入れて適当に作っても、煙は出るが香りの立ち上がりが悪いという状態には陥りにくい。
中盤を過ぎたあたりでベースの香りが目立ちだすのは残念だが、扱いやすさや清涼感の持ちは良い。万人受けする煙。

(総評)74点

他社のMojito系とは違った作りで、非常に面白いと思った。
個々の香りは判然としないが、トータルで見ると確かに実物のモヒートらしい香りで、他社のMojito系とは違ったアプローチ。
AFのMojitoFS CastroのCuban Mojitoは、Lemon系の香りやリキュールっぽいケミカルなLime系に清涼感といった、割と個々の香りがハッキリした作りだったので、それらとは違った目新しさがある。
ちなみに、スタッフには全く理解されなかったが、極めて個人的に、序盤の数分のみ新品のコンバースのゴム底のニオイを薄めたような香りを少し感じた。
他社には無いモヒートへのアプローチであり、実物のモヒートの再現度も高い。上手く作られていると思う。
煙の質やタバコ的な重さも含め、万人受けすると思う。

down

コメントする




ボウルごとの作り方や火の調節



カテゴリー

2024年12月
« 9月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031