シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Tangiers Noir / Green Apple Tea(赤リンゴのようなボンヤリした甘い香り、紅茶系の香りは分かりづらい)

time 2017/08/10

Tangiers Noir / Green Apple Tea(赤リンゴのようなボンヤリした甘い香り、紅茶系の香りは分かりづらい)

香りについて

TangiersのGreen Apple Candyと非常に似ているが、それより甘さが控えめで微かにビターなテイストがある。
メインは赤リンゴのようなボンヤリした甘い香りで、煙を吐き終えるときに、青リンゴ味のガムや緑色のリンゴゼリーのような香りが微かに鼻を抜ける。
このあたりのApple部分の香りがGreen Apple Candyに使われていた香料と全く同じであるため、煙を吐き終えるときの甘さが控えめである点で異なるが、全体にGreen Apple Candyと非常に似ている。
極めて微かにビターなテイストはあるが、他社のEarl Grey系やSBVのMorning Breezeのようなハッキリした紅茶系の香りは感じられない。煙を吐き終えた後の余韻で、ペットボトル入りの加糖の紅茶のような香りを感じないことも無いが、Tangiersのベースの香りだと言われたら、そうかなと思ってしまう程度。
そのため、全体として見ると、赤リンゴのようなボンヤリした甘い香りがメインの落ち着いたApple系のMixといった仕上がり。
紅茶系の香りが非常に分かりづらいので、商品名には少々の疑問を感じるが、Double Apple系のようなリコリスやアニスの香りは入っていないので、クセは無い。

煙について

煙の量と質はTangiersの平均。クドく無い程度のウェットさと、シッカリしたボリュームの煙。
タバコ的な重さはTangiers Noirの平均で重い。AFの2.0~2.2倍ぐらいの重さ。やや全体に薄味めなので、香りのせいで実際以上に重く感じたりはしない。
香りの持ちはTangiersの平均。やや全体に薄味ではあるが、そのせいで持ちが悪いということは無かった。時間による香りの変化も少なく、最後まで一定している。
安定感はTangiersの平均。Green Apple Candyは火が強すぎると酸味っぽさが出て香りが崩れるが、そういったことは無い。
平均的なTangiersの煙と言った感じ。可もなく不可もなし。

(総評)69点

上でも書いたように、TangiersのGreen Apple Candyと非常に良く似ている。個人的には割と好き。
一応こちらの方が甘さが少しスッキリめではあるが、メインの香りはほとんど同じ。どちらか1つあれば事足りる。
ややマッタリした甘さが強めのものが良ければGreen Apple Candyを、それより少しスッキリめであればこれを選ぶと良いだろう。
TangiersのPeach Ice Teaや他社のPeach Ice TeaやCitrus Teaなどと同様、紅茶系の香りは分かりにくい。このあたりを期待するとハズレると思う。Tangiersの中で紅茶の香りが強いものだと、今のところ試した中では、ベルガモットの香りの強いEarl Grey系であるSeville Orangeが良いと思う。
もっとも、個人的にはクドく無い点と安定感があって扱いやすい点とで、こちらの方がTangiersのGreen Apple Candyより好きだった。何となくだが、TFDのApple Pieが好きな人の琴線に触れそうな気がする。
リコリスやアニスの入っていない赤リンゴっぽい香りがメインの落ち着いたApple系 Mixと割り切れば、割と良く出来ている。

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