シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Tangiers Noir / Kiwi(良くある出来がイマイチなKiwi系、ベースの香りが邪魔)

time 2017/10/06

Tangiers Noir / Kiwi(良くある出来がイマイチなKiwi系、ベースの香りが邪魔)

香りについて

それなりに熟した酸味が少なめの緑色のキウイと言った香り。
レビューをするにあたって直前に実物のキウイを食べてみたが、再現度はそれなりに高いと思った。
ただ、実物のキウイが酸味と甘さの味の方に魅力があり、香りだけで言うとイマイチな果物なため、これも再現度は割と高いものの香りは微妙な気がする。
Kiwi系は中東系の会社を中心に意外と色々出ているが、個人的にはAFSEのKiwi Gardenがキウイと言われて想像する味を含めた香りに近く、その他はあまり出来が良くないと思っている。
これも出来がイマイチな多くのKiwi系の一群と似た、ややマッタリめの香り。おおまかに、AFのKiwiSBのKiwiの中間のような香りだろうか。
ただ、それらのウォッシュドのフレーバーと比べると、やはりTangiersのベースの香りが強く、その点で難を感じる。
良くある微妙なKiwi系といった香り。Tangiersのベースの香りが強いぶん、より好みが分かれるだろう。

煙について

煙の量と煙の質はTangiersの平均か、それより少し良い。
過度なウェットさなどが無い割に、ソフトな煙の質。下記のように強めの火加減でも煙の質が維持されるため、煙の量も出しやすい。
タバコ的な重さはTangiers Noirの平均で重い。おおよそAFの2.0~2.2倍ぐらい。サッパリめの香りなので、実際以上に重く感じたりはしない。
香りの持ちはTangiersの平均。最初の数口だけなぜかホコリっぽい香りがするが、すぐに落ち着くので、まぁ時間による香りの変化は少ない。
安定感はTangiersの平均より良い。他のTangiersのフレーバーより少し高温に耐える印象で、強めの火加減でも煙の質は維持される。
AFのKiwiと比べると、煙の量と質や扱いやすさに優れている。まずまず優秀。

(総評)51点

マズくは無いが、美味しいとも思わなかった。
良くある不出来なKiwi系の域を出ない。むしろ、Tangiersのベースの香りがあるぶん、より好みが分かれるだろう。
個人的にはKiwi系の中ではAFSEのKiwi Gardenの出来が良く、キウイと言われて想像する味を含めたそれに近いと思う。
Kiwi系で当たりを探しているのであれば、まずはKiwi Gardenを試すのが良いのではないかと思う。
Tangiersの重さやベースの香りが好きであれば話は別だが、そうでなければ特にオススメする理由は無い気がする。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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