シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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MALAKI / Two Apple(甘さではなく香りの部分でボディや満足感を出しているDouble Apple系)

time 2021/02/10

MALAKI / Two Apple(甘さではなく香りの部分でボディや満足感を出しているDouble Apple系)

香りについて

AFのTwo Applesと似ているが、それよりもノドで感じるマッタリした甘さが控えめでクリア。
それでいて味が薄いみたいなことは無く、AFのTwo Applesには少し劣るものの、Double Apple系らしい満足感は健在。
AFのTwo Applesよりノドに来る強い甘さが控えめで、そのぶんアニスやリコリスっぽいその他の部分の香りやキレがハッキリしている。
好みの問題ではあるが、これと比べるとAFのTwo Applesは香りの部分よりもマッタリした甘さで力押ししていた感や雑味っぽさがあったんだな、などと個人的には思った。
そのあたりを改め、甘さではなく香りの部分でボディや満足感を出しているあたり、AFの定番を洗練させたような香りが多いMALAKIらしい作り。
Double Apple系らしいボディの強さや満足感を保ちつつ、その他の香りやキレがクリアで存在感が増している。

煙について

煙の量と質はMALAKIの平均。
中東の会社らしいソリッドな煙で、Double Apple系らしい満足感がある。AFのTwo Applesよりノドに来る甘さが控えめなので、ノド越しはスムーズ。
タバコ的な重さはMALAKIの平均。AFと同じか、それよりわずかに重いぐらい。
香りの持ちはMALAKIの平均。時間による香りの変化も少ない。時間とともに順当に薄れていく。
安定感はMALAKIの平均。Kaloud Lotusを使っているのであれば、火の調節で苦労することは少ないと思う。
ボウルによる香りの出方に大きな違いは無い。一応、陶器のPhunnel系で作る方が少しキレの良い煙の質になる。
平均的なMALAKIの煙。中東の会社らしいソリッドな煙の質とDouble Apple系らしい吸いごたえが嬉しい。

(総評)76点

Double Apple系らしい満足感を保ちつつ、甘さ以外の香りの部分がハッキリしていて良かった。
とは言え、AFのTwo Applesが好きな人は、ノドで感じる強い甘さによるボディと満足感を好む傾向があるようなので、そのあたりを求めると少し物足りなさを感じるかもしれない。このへんは好みの問題。
AFのTwo Applesは完全にそういうものとして定着しており、各社はそれを下敷きに色々とマイナーチェンジしてアプローチしている感があるので、言ってしまえばこれもその1つではある。
ただ、甘さ以外の香りの部分で満足感やボディを出し、中東の会社らしいソリッドな煙の質ながらスムーズなノド越しになっているあたり、MALAKIらしい細かい作り。
AFのTwo Applesは好きだが少し甘さが強すぎる、という人に良いだろう。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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