シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Darkside Core / Torpedo(後味の部分が渋好みする感じのMelon系とWatermelon系のMix)

time 2024/05/02

Darkside Core / Torpedo(後味の部分が渋好みする感じのMelon系とWatermelon系のMix)

香りについて

宣材写真にはスイカもあしらわれているが、個人的にはナハラあたりの非常にクラシックなMelon系単体に近い香りに感じた。
Melon系としてはサッパリした甘さで、微かだが後味に渋みのようなテイストがあるのが特徴。クセは無いが、他社の最近のMelon系と比べると少し変わった仕上がり。
とはいえ、Melon系やWatermelon系に見られるウリ臭さのようなテイストは割とハッキリしているので、メロンやスイカなどのウリ科の果物の香りだということはちゃんと伝わってくる。
他社のMelon系と比べると全体にサッパリした仕上がりだが、甘さの部分には丸みがあり、もしかしたらこれがAFのWatermelonあたりと似た甘めのWatermelon系の香りなのかもしれない。
メロン味のチューイングキャンディやメロン味のカルピスのメロン部分のような香りだったTFBのMelon Melange、駄菓子っぽいケミカルな香りだったAzBのMelonMania、このあたりとは異なる系統。
後味に少々の渋みがある点で、他社からCantaloupeみたいな商品名や説明書きで出ているMelon系に近い香りな気はするが、それらよりも渋みのようなテイストはだいぶ控えめ。ダークリーフによる香りを少々の渋みのようなテイストと捉えた可能性もある。
Melon系と言えば確かにMelon系だが、アメリカの会社のそれと比べるとマッタリした甘さが控えめで後味の部分が渋好みする感じだな、という香り。

煙について

煙の量と質はDarksideの平均。
過度なウェットさの無い、ほどほどにソリッドな煙。Tangiersより少しだけウェットかな、という感じの煙。
タバコ的な重さはDarkside Coreの平均。AFと同じか、それより少し重いぐらい。多くの人にとって負担にならない重さだと思う。
安定感や香りの持ちはDarksideの平均。あまり火が強すぎると後味の渋みのようなテイストが強く出すぎて崩れるが、単に気持ち弱めの火加減にすればいいだけなので、火の調節は難しくない。
ボウルによる香りの出方に大きな差は無い。シリコンボウルで作る方が、煙の質なども相まって丸みのある甘さが少し強めに出るので、Melon系と言われて分かりやすい香りになる気がする。このあたりは単にシリコンと陶器の差という感じ。
気持ち弱めの火加減で維持する方が無難だが、目立った扱いにくさは無い。基本的にはDarksideの平均的な煙。

(総評)69点

Melon系やWatermelon系のMixとして分かりにくいワケではないが、少し独特だと思った。
宣材写真にも見慣れない縦長のウリ科の果物があしらわれているが、なんとなくそれも納得のいく香り。日本にいて口にする機会の多いマスクメロンみたいな香りとは少し異なる。
アメリカの会社の単体系は、その果物の特徴的な香りがドーンと強めに入っていてシンプルで分かりやすいものが多い。ロシアの会社の単体系は、特徴的な香りをメインにしつつ、リアリティを出すためか後味の部分に少しの捻りが加えられているパターンが多い気がする。このへんは極めて個人的なイメージなので、かなり適当。
TFBのPersian MelonMHのAraramTFDのRuby、このあたりの後味に少々の特徴のあるMelon系やWatermelon系の香りが好きな人向け。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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