シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Alchemist Blend / Alpine Mint(クリアで強い清涼感が特徴のミント)

time 2016/02/16

Alchemist Blend / Alpine Mint(クリアで強い清涼感が特徴のミント)

香りについて

吸うときにノドが冷たくなる、クリアで強い清涼感が特徴のミント。
ナハラMizoのMintと同等か、それより少し弱い程度の清涼感で、吸う時のノド越しに冷たさとシャープなキレを感じる。スペアミントの香りやAFのMintのようなグリーンな香りは無く、ほとんど純粋な清涼感とホンノリした甘さのみ。
中盤あたりから徐々に清涼感が薄れて、ベースの香りが強くなる。
ABのザックリした特徴の記事にも書いたが、ABのベースの香りはアンティーク家具を甘くしたような、落ち着きのある香りである。自分は酒を飲まないので分からないが、これがバーボンの樽なのかな?という気もする香り。変なケミカルさなどは無い。
落ち着きのあるウッディで甘いベースの香りが、清涼感を上手く後押ししており、なかなか趣きのある香りの移り変わりだと思う。
清涼感のインパクト、ベースの香りの活かし方など、かなり良く出来ていると思う。
 

煙について

煙の量はABの平均か、それより良い。煙の質はABの平均。
きめ細かく密度の高い煙が良く出る。それでいてFumariのように煙の質がモッタリしていることもなく、強い清涼感のおかげで吸いごたえにもボディがある。
タバコ的な重さはABの平均で、割と軽め。Fumariよりは重いが、SBより軽いぐらい。
香りの持ちはABの平均。この手の強めの清涼感は持ちが悪いことが多いが、これに関しては清涼感の持ちが非常に良い。
中盤から徐々に清涼感が弱まってベースの香りが感じられるようになるので、香りの変化は少々ある。
個人的には最初の清涼感がずっと続いてくれても良いが、人によってはキツすぎると感じる可能性があるので、1本のバランスとしては悪く無い香りの変化だと思う。
火の調節も非常に容易。シリコンボウルとKaloud Lotusの組み合わせであれば、かなり適当に調節していても崩れない。Phunnel系でもあっても調節は容易。強めの火加減にしても清涼感が強く出るだけであり、かなり安定感がある。
煙の質と量が非常に良い割に、扱いやすい。強い清涼感のおかげで吸いごたえにも満足感がある。
 

(総評)85点

自分はMint系が好きなので、Mint系の評価は厳しくなる傾向にあるが、それでもかなり楽しむことが出来た。
最近のアメリカのフレーバーには珍しい思い切った清涼感の強さ、煙の質と吸いごたえの満足感を両立している点、ベースの香りが上手く活かされている点、このあたりが楽しめた理由だと思う。
ちなみに、ABの中では、これが最もベースの香りを感じられるフレーバーだと思う。基本的にABはベースの香りが弱く、これ以外だとフレーバーの香りに押されてベースの香りはがほとんど分からないことが多い。
ナハラMizoのMintなど、鮮烈な冷たい清涼感のあるMint系が好きであれば、試す価値は非常に大きい。無くなったら再購入すると思う。オススメ。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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