シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Alchemist Blend Stout / Guminati(ビターさが特徴的で渋好みのするGum系)

time 2016/04/25

Alchemist Blend Stout / Guminati(ビターさが特徴的で渋好みのするGum系)

香りについて

多くのクラシックなGum系と同様、人工的なテイストの強い歯磨き粉っぽいSpear Mint系。
SBのWinter FreshやHAZEのSubZeroのような、湿布っぽいイチヤクソウの香りは入っていない。
歯磨き粉っぽい香りはAFのGumの1/2程度で、その代わりにビターさが少し強い。また、ダークリーフを使っていることによる、湿った朽木のような落ち着いた微かに甘い香りがシッカリと出ている。
ABの清涼感はシャープでキレの強いものが多く、これもAFやCNのGum系と比べると清涼感が強い。ただし、ABのCitrus MintなどのMint系 Mixと比べると少し控えめ。
ビターさが少し強めでダークリーフの香りもシッカリ出ており、なかなか渋好みのする仕上がり。Gum系は好みが分かれるフレーバーだと思うが、それを除けば狙いがハッキリしており、上手くまとまっている。
甘さが少なく、マニッシュでスッキリした香り。
 

煙について

煙の量と質はAB Stoutの平均。
吸いごたえはAFのGumにやや劣るが、Stout Lineであるため同じABのFormula Lineよりは煙にボディがある。AFのGumは吸いごたえのボディが非常に強いので、これぐらいの方が丁度良いと感じる人もいると思う。
タバコ的な重さAB Stoutの平均で、AFと同じぐらい。SBVやTangiersなど、他社のダークリーフを使ったフレーバーよりずっと軽いので、負担なくダークリーフの香りを楽しめる。
香りの持ちはAB Stoutの平均か、それより少し長い。清涼感は途中でピークアウトするが、歯磨き粉っぽいGum系の香りと微かに甘いベースの香りは長く続く。
火の調節は容易。シリコンボウルとKaloud Lotusであれば、かなり適当に調節していても焦げない。ABのStout LineはFormula Lineよりもタバコの葉のカットが細かいことが多いが、そのせいで焦げやすいということは無かった。むしろ、Kaloud Lotusの底面に張り付きにくくて良い。
煙の量と質が良く、なかなか満足感のある吸いごたえで良い。
 

(総評)78点

個人的にAFのGumが結構好きなので、これも好みの香りだった。
AFのGumより甘さが控えめで、そのぶんビターさが強いのが良かった。ビターさが非常に良いアクセントになっており、全体をスッキリと引き締めている。
思った以上に歯磨き粉っぽいGum系の香りとビターさの相性が良く、かなりオツな香りの配分だったと思う。AFのGum程ではないものの、Stout Lineであるため吸いごたえもガッシリしていて満足感があった。
Gum系は好き嫌いが分かれるフレーバーなので手放しにはオススメしづらいが、AFのGumが好きであれば試す価値は非常に大きい。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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