シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

シーシャ・水タバコについてのブログ。フレーバーのレビュー 500種類以上、ボウルのレビュー、ボウルごとの作り方や炭の調節、テクニックなど。

TFDのEarl Greyの作り方について

*追記 2017/7/8*
開封して2~3週間ほど経ってから吸い直したら、他のTFDのフレーバーと同じような調節で問題なく吸えた。シリコンボウルでも大丈夫だった
開封後してから丸1日以上は空気に晒したはずだが、それでも足りなかったようである。底が浅く広いタッパーウェアに詰め替えて、しばらく寝かしておくのが良いだろう。
一応、開封してから1週間は下記のような調節が必要だったので、記事自体は参考のため残しておく。
もっとも、製造されてからどれぐらい時間が経つかなどが影響している可能性や、自分がハズレを引いただけという可能性もある。
とりあえず吸ってみて煙の質が異様にキツい場合は、サランラップの上に大きく広げて空気に晒したり、下記のような操作を試してみたりしてほしい。
*追記ここまで*

TFDのEarl Greyは作り方や火の調節を工夫しないと煙の質が異様にキツいので、今回はそれについて書く。
もっとも、普段から弱めの火加減で維持することが多い人では、下記のように作らなくても問題無い気はする。
どうやっても上手くいかない人などは下記を試してみてほしい。ちなみに、下記の操作はTFDのLycheeでも有効。火の調節が厄介なフレーバーでも試す価値があると思う。

重要なのは、シロップを取りすぎず、細かくカットし直し、底の深い陶器のPhunnel系に圧縮して詰め、序盤は弱めの火加減で維持する、この4点

1. フレーバーを細かくカットし直す。

かなり細かくカットして良い。Tangiersと同じぐらいまで細かくカットし直さないと、次の底の方に圧縮して詰める操作がしにくい。
どのボウルを使うかによるが、フレーバーの量は、AFを作るときと同じ量~1.2倍ぐらい。シロップの量による。
シロップは少なめにしておいた方が無難。あまりシロップが多いと、煙と香りの立ち上がりが悪くなる。ただし、シロップが少なすぎても香りの持ちが悪くなるので、ある程度は必要。
具体的には、シロップの抜けた部分:シロップに漬かった部分=4:1ぐらいが、まずは失敗しにくいと思う。

2. フレーバーを底の方に圧縮して詰める。

シリコンボウルは火の調節が難しかったので、ボウルは底の深い陶器製のPhunnel系が良い
なるべくフレーバーがKaloud Lotusの底面と離れるように、底の方に圧縮して詰める。
Kaloud Lotusの底面とフレーバーの表面とが6~7mmほど離れていれば、とりあえず良い。下の画像のような感じ。国内だと持っている人が多そうなFerris Bowlを使ってみた。

3. 炭の入ったKaloud Lotusを乗せて蒸らす。

人によって使う炭の量も違うと思うが、自分は下の画像のように、Coco Landの新品 2ピースと補助の炭 1ピースでやっている。
なお、シロップが少なめの場合であれば上記の炭の量で良いが、シロップが多めの場合は補助の炭は2ピース必要になる。
とりあえず、炭を入れたKaloud Lotusを乗せたら、ファンを1/2ほど閉じた状態で6~7分ほど蒸らしてみる
6~7分ほど蒸らしたあたりで、何度かゆっくりと吸ってみて煙と香りの出を見てみる。調子が良ければ、Kaloud Lotusのファンを全開の状態にして普通に吸い、必要に応じてファンを閉じてゆく
煙と香りが薄い場合、ファンを閉じて追加で1~2分ほど蒸らす。既に煙の質がキツい場合は、Kaloud Lotusのファンをどかして放置し、温度が下がるのを待つ。
ただし、シロップが多すぎると上記の操作では煙と香りが出てこない。その場合は、ファンを閉じて追加で放置する、ゆっくりと何度か吸う操作をする、フレーバーの表面を少しだけ毛羽立てる、これらの操作を試すと良い。
序盤は弱めの火加減が良い。Kaloud Lotusのファンをどけた状態~全開の状態で様子を見てみて、必要に応じてファンを乗せたり閉じたりするのが無難。

4. 中のフレーバーをひっくり返すタイミングについて。

煙と香りの調子が良くなり普通に吸い始めてから15~20分は、中のフレーバーはいじらず、薄いようであればKaloud Lotusのファンを少しずつ閉じてゆく。
おそらく15~20分ほど経ったあたりで、やや煙と香りの濃さに物足りなさが出てくるはずである。そしたら、中のフレーバーを表面だけ引っ掻くようにして混ぜる。底の方からひっくり返すことは、しない方が無難。
このときも、最初に詰めたときより表面が少し毛羽立っている程度で、Kaloud Lotusの底面との距離が取れるように整える。ファンは全開の状態で乗せてみて、様子を見ながら閉じてゆく。
香りの出や煙の量に不満があるようであれば、さらに少しだけ表面をほぐしてフンワリと盛り直すと良い。
30~35分経ったあたりで、今度はフレーバーを底の方からグッとひっくり返す。このぐらい時間が経っていれば煙の質が落ち着いているので、他でやるようにフンワリめに盛り直して良い。ただ、一応ファンは全開の状態から乗せてみて、様子を見ながら閉じてゆくのが無難。
これ以降は他のフレーバーと同様に好きなタイミングでひっくり返したりファンを閉じたり、適当にやれば良い。

まぁ、細かく色々と書いてみたが、要はKaloud Lotusの底面とフレーバーが離れるように詰めて、弱めの火加減で維持すれば良い

コメント

  • いつも読ませていただいてます。
    すごく勉強になります。

    もしよろしければ他のボウルレビューのようにFerris Bowlのレビューもしていただけないでしょうか?

    by まさとし €2017年6月17日 4:16 AM

    • はじめまして。読んでいただいてありがとうございます!
      いやぁ、ここんとこフレーバーのレビューばっかでボウルのレビューしてないなぁ、と自覚はあったのですが。笑
      ボウルのレビュー、ちょっと書くのに時間かかるのでお待たせするとは思いますが、なるはやでFerris Bowlのレビューやります!

      by ダビデ €2017年6月17日 3:42 PM

  • お返事ありがとうございます!!

    レビュー楽しみにお待ちしております!!!

    by まさとし €2017年6月20日 7:01 PM

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ボウルごとの作り方や火の調節



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