シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Lavoo / Royal Cherry(ケミカルさや酸味が控えめの穏やかなCherry系)

time 2018/01/07

Lavoo / Royal Cherry(ケミカルさや酸味が控えめの穏やかなCherry系)

香りについて

ケミカルさや酸味が控えめの穏やかなCherry系。
他社のCherry系と比べると幾らか香りの輪郭がハッキリしない感はあるが、そのぶんケミカルさが控えめで馴染みが良い。
AFのCherryあたりと比べると酸味が控えめで、やや丸さのある穏やかな甘い香りが感じられる。
煙を吐き終えるときに微かにツンとしたCherry系らしいテイストはあるが、TangiersのMaraschino Cherryのような真っ赤なシロップ漬けのチェリーや、ゼリービーンズのようなケミカルな香りはしない。
なお、LavooのAdam & EveやLemingradなどは紅茶系っぽいベースの香りが目立っていたが、これに関しては控えめで煙を吐き終える時の香りに少々のコクを与える程度。
ただ、下記のようにタバコ的な重さが他の新しいLavooのフレーバーと比べると軽かったため、ロットごとの葉の違いによるブレの可能性はある。
やや前向きに解釈すると、酸味の強いダークチェリーやシロップ漬けのチェリーと言うより、日本のスーパーで売ってる安めのサクランボのような香り。

煙について

煙の量と質はLavooの平均。
適度にソリッドで、過度なウェットさやモッタリした感じの無い煙。穏やかめの香りとマッチしていると思う。
タバコ的な重さはLavooの平均より少し軽い。おおよそAFの1.3倍ぐらい、SBVと同じぐらいの重さだと思う。TFDより少し軽い。
このあたりはLavooの白いボトルのシリーズはマイナーチェンジがあったっぽいので、「Lavooの新しいフレーバーとマイナーチェンジの可能性について」の記事を参照。
香りの持ちはLavooの平均で、やや短め。もともとCherry系としては少し薄口の作りなのも手伝って、いくらか持ちは短めに感じる。
安定感はLavooの平均か、それより少し良い。シリコンボウルとKaloud Lotusであれば、割と適当で問題無い。ちなみに、陶器のPhunnel系よりシリコンボウルの方がCherry系の香りが良く出ると思う。
目立った欠点など無く無難。香りと煙の相性はまずまず良いと思う。

(総評)65点

個人的にCherry系は苦手だが、それなりに楽しめた。
他社のCherry系にありがちな、真っ赤なシロップ漬けのチェリーやゼリービーンズのようなケミカルな香りが控えめだったのが、それなりに楽しめた理由だと思う。
陶器のPhunnel系で作ると、Cherry系に特有のツンとしたテイストが強めに出て、やや他社のケミカルなCherry系に近い香りになるので、個人的にはシリコンボウルで作るのが良かった。もっとも、このへんは好みの問題。
シリコンボウルで作るのであれば最近のCherry系としては珍しく穏やかめの甘い香りなので、微妙な差ではあるが、まずまず面白い出来だと思う。
幾らか香りの輪郭がハッキリしない感はあるが、カドのない穏やかなCherry系を探しているのであれば、試してみても良いだろう。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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